大丈夫、バズらなくていい
女々しくて〜でお馴染みのゴールデンボンバー。彼らのように大ヒットを飛ばしたバンドは、熱が冷めると消えてしまうケースも少なくない。
芸人などでも同様に、インパクトのあるネタでウケてしまうとその後が大変だなと感じる。(そもそも一発当ててる時点で超凄いのだが脱線するので今回は割愛)
一方でゴールデンボンバーは未だに最前線にいて、その理由についてボーカルの鬼龍院さんが面白いことを語ってた。
「ヒットするにはファン以外にウケなきゃいけない」
「でもそれじゃファンは喜ばないから、そういう施策は全部やめた」
つまりすべてにおいて、ファンを優先したことで今も生き残っていると。これは発信していく上ですごく大事なことだと思う。
巷では結構みんな「いかにして反応をとるか」にフォーカスしすぎる傾向にある。バズるにはどうしたら良いか?みたいなノウハウに多くの人が興味を示す。
最近副業を始めたばかりの人たちと話す機会があったが、彼らも「SNSのフォロワー数=収入」みたいな幻想を抱いていた。
躍起になってフォロワーを増やしまくった結果、何も起きなくて虚無感に刈られたらしい。このテの勘違いは、きっと全国の至るところでされているんじゃないだろうか。
もちろん反応してもらうのは大事だ。ビジネスとして取り組む以上は誰かに届かなきゃいけないし、独り言で終わってしまったら何の意味もない。
ただ、バズるとかヒットを生むってのは幅広い人にウケなければいけない。すなわち「反応しなくていい人まで反応させる」ことになりかねない。
ヒットすることだけを一生懸命に目指しても、理想とはかけ離れた状態に着地してしまうかもしれないことは覚えておくといいんじゃないだろうか。
ということで、最後に鬼龍院さんのツイートも1つ。なんかファンの気持ちがわかるな、と感じた。
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