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長年「夫に愛されている気がしない」と悩んできた私が腑に落ちた本

「愛を伝える5つの方法」

私のメンターであるヨガの先生にお借りした本。
「愛を伝える5つの方法」The Five Love Languages
方法と訳されてますが、本当は「言語」ですね。
愛を伝える5つの言語がある!?なんだか面白そうですよね。
ゲーリー・チャップマンというアメリカのカウンセラーの方が書いた本です。

愛されている気がしない・・・

私は長年、夫に「愛してるよ」「好きだよ」と言われても
ハグやキスをされても
家事や子育てに対して「ありがとう」と言われても
なんだか満たされない・・
「愛されてるな」って感じられないなって思っていました。

「もっと愛してほしい」という喧嘩はよく起こり、それがいかにお互いが家事をやっただの、子育ては大変だからもっと手伝ってほしいだの、仕事も大変だだの、堂々巡りの最悪の喧嘩です。

それから私は夫くんの愛の形は私の違うのかもしれないと思い

夫が私を心配していろいろ言ってくれること
家事も育児も人一倍手伝ってくれること
無駄遣いもせずよく働いてくれること
家族で出かけたり時間を過ごしてくれること

全てが夫の私や家族への愛だと気づいたこと
そして夫の怒りや苛立ちは「私に認められていない、褒められていない」という自己肯定感不足によるものだと気づいてから、
たくさん私も「ありがとう」と伝え、褒めたり肯定的な言葉をかけます。
ボディータッチも求められるものは全て答えています。
(これは私が同じ温度で求めないのでやや不満そうですが)
夫は最近とても幸せそうです。

束縛や攻撃はとっても減ったと思います。

しかし「これが夫の愛の形」と意識して受け取るようにしないと
私には伝わらない。「なんだか愛されている気がしない」状態は残ったままでした。

愛を伝える5つの言語

この本によると「愛されいる」と感じる言語(表現)は5つあり人によって求める言語(表現)が違うと書いてありました。
それがこの5つの言語です。

  • 第一の言語「肯定的な言葉」

  • 第二の言語「クオリティータイム」

  • 第三の言語「贈り物」

  • 第四の言語「サービス行為」

  • 第五の言語「身体的タッチ」

読み進めると今までモヤモヤしていたことが言語化され、頭がスッキリしました。

人によって愛されていると感じる、価値をおく表現が違うんだ。

夫の愛情表現は「サービス行為」と「身体的タッチ」

私が求めていたのは「クオリティータイム」

夫に「愛されていない!」と怒ると「こんなにもやってるのになんでだ!?」と怒られる。確かに夫は必死に「私が求めているであろうこと」をやろうとしてくれていました。それも彼の思い込みで本当に私が求めていることではないことが多いので余計に「愛されている気がしない」状態だったのだなとわかりました。

冷たい人!
どうしてわかってくれないの!?

いつも話し合うたびにすれ違う会話と「やっぱり愛されていないんだ」という思い込みで何度傷ついたことか・・

私はこうしてほしい、こうしてくれたら「愛されている」って感じるんだよってやっとうまく言語化できた。

最近気づけた「やっぱり私は夫に愛されている」ということも再確認できた。

夫に話したら「え?ほんまに?そんなことが大事なん?」と全く理解できないようでした!
「確認やけど、〇〇したら嬉しいの?」と念押しで確認されたほど。

それくらい「愛」を伝える言語は人によって違うのですね。
元々から愛を伝える言語(表現)が似ている、一緒の夫婦はとっても安心だし楽だろうな。

でも「違う」からこそ夫を理解しようと努力してきて、自分はとても成長できた。
苦しいし傷ついてきたけど、少しづつお互いを理解して夫婦としての形を作っていくものなんだろうなと、改めて感じた本でした。

すれ違ったまま離婚の文字が頭をよぎる前に
読んでほしい一冊です。


https://www.amazon.co.jp/dp/4264025656/ref=cm_sw_r_as_gl_api_gl_i_HGNVBTS9BYPKH8N7C9C7?linkCode=ml2&tag=naoueda-22



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