いっこだて
約3年前、マイホームを建ててやりました。その時のこと自分の回想記としてつらつらと書いてみます。
1.建てたいと思ったきっかけ
2.資金について
3.ビルダーの選定
4.計画
5.工事開始!
6.建前(棟上げ)
7.完成・お引越し
8.反省点
こんな感じで区切ってみました。
ひとつづつ行ってみましょう。今日は半分くらいにしておこうと思います。
建てたいと思ったきっかけ
これがないと始めようがないですよね。僕の場合、田舎住まいなのでまずマンションか一戸建てかでは迷いませんでした。そもそもマンションがあまりない(笑)
それまでは社宅に住んでいて、社宅にしてはまぁまぁ程度の良い鉄筋コンクリートの物件でした。でもここが風通しが素晴らしく良くて、冬になると家の中は扇風機回してるのかっていうほど風が吹いていました。
あるとき、常に家のことには興味がある妻とSBSマイホームセンター(静岡の皆さんはおなじみのマイホーム♪マイホーム♪マーイホームー♪)に行きました。
その時はまだあまり貯金もなく現実に家を建てる気はありませんでした。特に意識することなくあの疑似住宅街へ行きます。
色々見て回りました。一条工務店、パナホーム、タマホーム、林工住宅、ミサワホーム等々。どれもいいんだけどやっぱりお高い。
僕は「いやぁやっぱり大手は高いわ」と言いました。
妻も「そうだね高いねぇ」と言います。
そりゃそうです。100万くらいしか貯金のない人が5000万の土地と家は買えない。その時はそう思いました。
資金について
すっかりSBSマイホームセンターのとんでもない魔力に取りつかれ、二人ともその気になってしまっていました。ここでお金が問題になります。まだどの会社で建てるかは決めていませんが、どの会社で建てるにしても土地と家を買うとなると、まぁ3500万は最低必要だなと。
だけど貯金は100万程度。どうしよう。
タマホームにもう一度伺った時、お金の話までいきました。タマホームの営業の若いお兄ちゃんは、「お金がいくら借りれるかお調べしましょうか?」 と言ってくれました。
・・・お願いします。
ということで調べてもらったんです。静銀(シブ銀との呼び声高い)で。
すると、4500万くらい借りられるとのこと!
ここで一気に現実味がわきます。「いけるやん!」
具体的に現実的に動くことになります。
ビルダーの選定
いろんなモデルハウス、マイホームセンターに行きました。
どこ行っても目を引きます。モデルハウスはだいたい普通の家より豪華にできている。ミサワホームで実際に聞いてみた。「この家買うといくらですか」すると「だいたい7000万~8000万くらいですかねぇ~」だそうだ。
冗談じゃない。上屋だけで8000万だと!? 「くそがっ!」※ヨシコ風
点々といろんなモデルハウスを見る日々が続きます。ある日、僕の務める会社が社員を出向させている別の会社の宅地造成現場を土地を見がてら見学に行きました。その時、そこにいた現場監督にマイホーム検討中だということを伝えると、「うちの会社で建てたモデルハウス見てみる?面白い作りだよ。」こう言ってくださり、行ってみることにしました。
結果から言うとこの会社に立ててもらうことに決めます。地元の工務店である住起産業という会社です。
この会社のモデルハウスは背伸びしていない感じで、僕らにちょうどあったというのもありますが、他にも・・・
〇ZEH(ゼロエネルギーハウス)仕様である。
〇床面積が35坪程度でちょうどいい。
〇耐震強度も3(MAX)を取得している。
〇外観が変わっていてなんか他と違う感が行き過ぎていないしいいかも
〇担当さんが売り込みが鬱陶しい感じがしない。
〇間取りがなかなかないパターンで気に入った。
上記のような良いポイントがあり、このモデルハウスを基本踏襲する形で行こうということになりました。単純にモデルハウスがとても僕らに合ってたんです。
このタイミングで運命的な出会いで土地を決めます。
いいなと思って手を伸ばした土地があったんですが、そこは先に手を付けていた人がいてあきらめていたんです。ところがたまたま先に手を付けていたその人が他の土地と迷っていたため、お手付きの期限(手付金1万円は2週間の期限)が切れ、手放したという情報が!すぐさま僕らは「取っぴ!」と言ってその土地を押さえたのでした。もしそこで土地が決まらなければ今もまだ家を建てずにウダウダしていたかもしれません。これほんと。
計画
さぁ土地も決まり、計画です。
僕の希望することは、
🏠車を4台停められるようにしたい。
🏠耐震強度は3を取得。
🏠カーポートが欲しい。
🏠風呂は一回り広いサイズ(洗い場)がいい。
嫁の希望はちゃんとわかってないけど・・・
🏠キッチンはシンプルですっきり。
🏠サロン(マツエク)の部屋が欲しい。
🏠クローゼットはできるだけ広く
🏠壁紙は私が決める!キリッ
多分こんな感じでした。
この二人の希望を形にすべく担当さんとお話しします。
この担当さんはのほほんとしていてガツガツするタイプじゃありません。いつも話をするたびに「あ。それ違いましたねぇ。次回までに調べなおしてきますぅ」こんな調子です。女性の方で基本まじめでしっかりやってくれるんですが抜けているところがある(笑)でも誠意は伝わったし面白い話いろいろできました。
間取り自体はモデルハウスをベースにしているため、それを元に少しずつ改良を加えます。なので、打合せはモデルハウスでよくやりました。これはほんとによかったことで、ここの寸法どうだっけとか、こっからこう見たときここはどう見えるかとかが、モデルハウスで打ち合わせをしているのでその場で確認できます。これはでかかったな。
打合せは全部でたぶん20回くらいだったでしょうか。工務店なのですべてのことを細かく決めるのでまぁ決めなきゃいけないことの多いこと多いこと。
ともあれ、間取りと計画が決まり、いよいよ着工です。
次回は着工から反省まで書きたいと思います。
今日はここまで。
ありがとうございました。
※写真は建前の日の我が家です。
~えんとつ町のプペルを応援しています~
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