習慣化こそ、もっともシンプルで難しいかもしれない
今回は「習慣化」のお話です。先日このようなツイートをしたらいつもより反響が大きかったので紹介します。
普段誰にでも習慣化していることがあると思います。
もし、10年以上続けているならそれはライフスタイルの一部。
だけど時間は有限なので、習慣化することを10個も作って10年間続けることは難しい。
なので、新しく何かを始めるなら何かを辞めないと習慣化できないと思うのです。
習慣化は毎日の洗顔のように、「意志の力を使わず無意識に繰り返し行動している状態」のことです。
ピータードラッカーはこう言っています。
「成果をあげる人は、多くのことをなさなければならないこと、しかも成果をあげなければならないことを知っている。したがって自らの時間とエネルギー、そして組織の時間とエネルギーを、一つのことに集中する。もっとも重要なことを最初に行うべく、集中する。」
【引用】『プロフェッショナルの条件:いかに成果をあげ、成長するか』,ダイヤモンド社,2000年)
いわゆる「選択と集中」ってやつですね。何かを始めるときは何かを止めるときなのかもしれません。
僕が普段、習慣化していることをざっと挙げてみます。
(身支度等除く)
・朝起きたらコップ1杯の水を飲む
・週3の自重トレーニング
・ストレッチ
・朝の散歩
・昼寝
・入浴中の瞑想
・就寝前の読書
ざっとこんな感じです。
水を飲むとか昼寝は考えなくてもすぐにできる、けど習慣化すると簡単な割に効果が大きいことに気づきました。まず、起床後に水を飲むとお通じが確実に良くなります。(実体験済)
昼寝は、時間がある方は実践してほしいのですが15分程度でかなりスッキリして作業効率が格段に上がりました。僕はランチ後にいつも昼寝してます。
瞑想も簡単なわりに、効果の高いリラックス方法です。ヒーリングミュージックをかけながらでも良いし、自分になりの手段でやってみるのも良いかも。
就寝前の読書は、スマホでの読書はNG。翌日の疲れに繋がる可能性もあるので紙書籍やKindleで。
一度辞めると新たに習慣化するのは難しい
このツイートは多くの人の共感を得たのかもしれません。
例えば、あなたが学生時代に部活で毎日5km走っていたとします。当時は体力も有り余ってたし、勝負に勝つことを目標に頑張っていたから辛かったが苦ではなかったでしょう。
それは、目的と目標があったからです。人間は目指すべきゴールがないと頑張れないぐらい弱い。仕事も同じで給料が上がったり、ストックオプションをもらえるようなインセンティブなどの報酬がないと頑張る気になるのはなかなか難しいでしょう。
習慣化するには明確な目的と目標を定めることが重要です。
僕であれば、ストレッチと朝の散歩は運動不足を解消し、怪我をしないようにするため。これが目的。目標は体重を落としながら適正な体重を維持し健康を維持したいから。
モチベーションの源泉は自分自身で作ることは可能です。
今までの自分
かくいう僕は20代後半まで習慣化していたことがなかった。
だいたい、思いついたらランニングしたり、読書したりと自分を律することが苦手なのでとにかく自分に甘かった。
これは思考にも同じことが言えます。
思考をする習慣がないと、今の自分を見失ってしまうのです。いわば思考停止の状態。
「5年後になりたい姿、10年後にあるべき自分」を思考しないと限られた時間を有効に使わないとあっというまに時間は過ぎてしまう。
もし、思考をする習慣がないのであれば今からでも遅くないので週末に1-2時間作ってみてください。
具体的な振り返り方法
まずは自分の人生を振り返ってみてください。いわゆる自分の棚卸し。
・今まで大切にしてきた価値観
・これまでの成功体験
・幼少期どんなことをするのが好きだったか
だいたい幼少期の価値観は今の自分の価値観に残っているはずです。そして過去の成功体験を振り返ると、自信がつき自分にしかできない唯一無二に気づくことができる。
そして、自分年表を作ってみてください。
生まれてから今までの出来事を年表にし、これからの人生でありたい姿を希望でも良いので書いておく。
それからは毎週末にその目標に対して、どんな行動をしたのかをメモ程度の振り返りで良いのでノートに書き留めておく。
ノートに書き留めておくのは、頭で考えてても何かしらの形で残しておかないと振り返る時に分からないからです。
思考は思考で振り返ることは難しい。
自分という人間は一番理解しているべきはずなのに、それがわからない。就職活動や転職活動をする際に、まずは自己分析をするべきだ、と言われますが普段から思考をする習慣がある人はそもそも不要、なんですよね。
じゃあ何でしないのか。それは習慣がないからです。
習慣化は普通のことのようですが立派な強みです。もし、何かしら習慣化していることがあればずっと続けてください。いつか、それが自分の人生に活きる時が必ずくるし、誇るべき最強の習慣になります。
おわりに
例えば、早起きを習慣化すると、睡眠時間を確保できるだけでなくそれに伴い早くご飯を食べることになります。そうすると、胃にも負担がかからないし太りにくい。
そして、翌朝は早く起きれるので一日の活動時間を長くできます。
つまり、習慣化はドミノ的に連鎖するのです。
特に習慣化していることがない人は、このnoteを読んだことを期に何かしらを習慣化してみてください。そして少なくとも1ヶ月は継続してみてください。何かいつもと違ったものが見えてくるはずです。
おわり
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参考書籍
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