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セラピストの為のボディワークのススメ

【セラピストの役割とは】

ここでいうセラピストは癒しを与えるセラピストというよりは、〇〇療法士と名前がつく医療者のセラピストさんです。

セラピストは病気の方や障害をお持ちの方をより健康にし、生活を不自由なく、社会の中でも自立して活躍してもらうようにお手伝いするのが仕事です。

その為に、解剖学や病理学などの医学の知識を学び、社会学やADLを学び、専門的な手技などを駆使して活動していると思います。

この、他者のために働くという姿勢がセラピストの本質だと思います。

ただ、他者の幸せや健康に関わるといった場合に、自分自身をおざなりにしていいのかという疑問もあります。


この体操をするととっても体が軽くなりますよと指導しつつ、自分はしていない、、、。

歩くことが何よりも重要ですと指導しつつ自分は歩かない、、、。

起きてしまった事にくよくよしてもしょうがないので、前向いていきましょうと励ましているのに自分はくよくよしている、、、。


支える側が実は疲弊してしまっているというのは稀ではないでしょう。

医者の不養生といいますが、セラピストの不養生もあるでしょう。

実際、教育機関の中で、自分のことを学ぶ科目はないですからね。医療者自身のために、自分を幸せにする方法を学ぶ授業があってもいいですよね。

呼んでくれれば喜んで僕は講師引き受けますよ(^^)

【なぜボディワークが必要なのか】

疲弊してしまっているセラピストにオススメするのがボディワークです。

ボディワークとは、体のみではなく、心にも影響を与えるアプローチのことで、はじめはエサレンマッサージ&ボディワークというマッサージの団体が使った言葉です。

今では、マッサージをはじめとしてヨガやピラティス、太極拳などの心身に影響を及ぼす身体技法も含めてボディワークとして表現されていることが多いようです。

僕は、元々は合気道を実践していましたが、太極拳やヨガ、ピラティスも実践し、様々なボデイワークを体験してきました。

その中でも特にヨガに大きく影響を受けましたが、セラピストの皆さんには、特にこれというわけではなく、自分にとってしっくりくるものを選んで欲しいなと思います。

マッサージもいいと思いますが、自分で心身を調整する流技ではなく、やはり受け身になってしまうので、できたらアクティブに自分から実践するものをお勧めします。

【自分にあったボディワークを選ぼう】

ボディワークというキーワードで出てくる主要なものをピックアップしました。

自分に合いそうなものを選んでみて下さい。

マッサージ系:

  ・ロルフィング
  ・エサレンマッサージ&ボディーワーク
  ・マッスルリセッティング

身体技法系:

  ・ヨガ
  ・ピラティス
  ・太極拳
  ・フェルデンクライス
  ・アレクサンダーテクニック
  ・ジャイロトニック、ジャイロキネシス

いかがでしたか?自分にしっくりくるものが見つかるといいですね。

もちろん、僕の主催している

  ・ノンストレスヨガ
  ・ファンクショナルローラーピラティス

もお勧めですよ!

ちなみに僕は合気道や柔道、華道や茶道など「道」と名のつく日本の文化も、当然心身を整える素晴らしい伝統だと思っています。


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