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【マガジン】科学は信仰ではないと言い切れる理由

世界には多くの宗教があります。
僕も家としては浄土真宗に属しています。
ただお酒は飲むし、動物性のタンパク質も摂りますし、もちろん敬虔な仏教徒ではありません。

有名な十字軍をはじめ、今現在でも宗教を背景とした争いは絶えません。

世界平和を考える時になぜ宗教という心を豊かにするはずのものが原因となる戦争があるのか、とても疑問に思っていました。
また、医療者として科学への思い入れが強いので、科学よりも宗教性に重きを置いている人からは、あなたは科学信仰でしょと言われることもありました。

実際、確かに自分は科学を信奉しているのかもしれず、そういう意味では宗教と変わらないのではないかと思っていたところもあります。
しかし、それは宗教や科学について深く考えていなかった状態での思考停止であり、宗教の妄信にふわりと包み込まれていたのだと最近気づきました。

今は、明確に科学は信仰ではないと言いきれます。
妄信を止めるために宗教のアンチテーゼの立場こそが科学です。
今回は、科学は宗教でも盲信でもないという部分に関して考察したいと思います。
大学院を一区切りとして修了し、科学的に検証することの意義を学んだものとして、またブレない基準が作れたと思っています。

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外ではあまり話すことのない僕のこだわりや仕事術、まとめ術などをここだけでお伝えしていきます。臨床20年、独立して10年の試行錯誤のリアルな経験談をお伝えします。

ヨガ・ピラティスインストラクター、理学療法士、温泉利用指導者、株式会社の代表取締役など様々な立場で、色々なことをしている中村尚人の、考え方…

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