金曜の夜はツェッペリン
2018年発売のブルーレイ・オーディオです。レッド・ツェッペリンのライヴと言えば"The Song Remains They Same"もしくは、その映画『狂熱のライヴ』が有名ですが、こちらは全盛期!ロバート・プラントのハイトーン・ヴォイスも冴え渡ってます。そしてボンゾのドラム!強烈な8ビートも変拍子もファンクも自由自在に叩きまくってます。
LED ZEPPELIN / How The West Was Won(Blu-ray Audio)
音声はDTS MASTER AUDIO。5.1chサラウンドも選べます。録音の状態は極上で臨場感が素晴らしく、バンドのアンサンブル、ボーカルの細かいニュアンスがよく聴き取れます。
ジミー・ペイジの足元にはワウ・ペダルしかない?歪みはアンプで出してたのかな?基本的にバンドは、リズム隊にジミーのギター。たまにジョン・ポール・ジョーンズがエレピを弾くだけ(その時は足踏みでベース音というドアーズ方式)。それで、これだけの表現力。そりゃ渋谷陽一が絶賛するのも分かります。「ロックの持つ、肯定することの意義」をツェッペリンから感じます。
渋谷陽一及びロッキング・オンは「なぜロックでなければならないのか」という必然性にひたすらこだわっていたと思います、特に70年代は。その最も象徴的な存在感がツェッペリンでした。
SACD / DVD AUDIO / Blu-ray AUDIOと言った高音質サラウンド・ディスクは余り一般化しませんでしたが、デジタル臭もそんなに気にならないし、手軽にハイファイ・サウンド楽しめるので好きです。
いやぁ、ツェッペリン、良いっすね。一週間の仕事終わった金曜日の夜に聴くには最高です。かつて渋谷さんの番組『サウンドストリート』も金曜10時だったな。
my note 189