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「続けられない」という思い込みがあった話

「naoは飽きっぽいもんね」
と母親から呪文のように言われてきた。

何歳の頃からそう言われてきたのか
記憶にも無いけど。
かれこれ30年は言われてると思う。

そのせいか、何か新しいことに取り掛かろうとした時
・続けられるかどうか
という壁が速攻で目の前に立ちはだかる。

始めてみて、少し経つとやめる。
「あ、やっぱり私は続けられないんだ」

今度こそはってまた始めて、少し経つとやめる。
「あ、やっぱり」

この繰り返しで、私は自分自身でも
続けられない人間を確立していった。

母からの言葉と自分の行動との共同制作。
完璧な続けられない人間が着々と作り上げられていた。

つい最近、母が占いの勉強を始めて、
頼んでもいないのに私の占いをして、鑑定し始めた。

『あんたはコツコツ続けることが人生転換のコツだって』
とクスッと笑いながら言われた時、
猛烈に嫌な気分になった。

引き寄せの法則だと、
感情はインジケーターらしい。
本来の自分から遠ざかると嫌な気持ちになるっていうシステム。
人間の体ってすごいよね。

この法則から考えたとき、私のこの猛烈な嫌な気持ちは
本来の自分から離れてるから起きたと考えれる。

「続けられない自分は価値がない」
そんな風に思った時、本来の私が
「違う違う!そっちじゃないよ!」
って教えてくれたんだと思う。

心と脳の差。

そんなわけで、ここを切り替えることにしてみた。
どんな風に考えたら心が気持ち良くなるのか。

・続けられないことが悪いことって誰が言ったのか?
・色んなことをやってみるのは良いよね?
・私にだって続けられるものはある。

とか、色々自分で調整してみた。
そんな時に限ってふと見たYouTubeで
『コツコツ続けれる人が強い!』
なんて言葉が目に入って来て、
また落ち込んだ。

落ち込みまぎれに
「お母さんってさぁ、続けるのが苦手なんだよね〜」
って呟いたら、娘が
「え?お母さん続けてることいっぱいあるじゃん!」
と。

「お掃除もコツコツやってるし、ヨガもやってるし」

!!!!!!!

ほんとだ。私続けてることある!

毎朝のトイレ掃除
毎朝のヨガ
毎朝犬と散歩
ついでに毎朝朝日が昇る前の空の写真を撮る
腸活
読書

まだある。
一気に感情が軽くなった。
いいぞ私!!

結果、続けられない自分というのは思い込みで、
母に言われた言葉に囚われていただけなんだ。

だから、自信を持って今朝も
トイレ掃除と朝の散歩、ヨガを心置きなく楽しんだ。

ありがとう娘。

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