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北欧デザインのニットを古着屋で

ノルウェーの秋が深まってきました。
スクールバスの見送りに出るのが午前8時。日の出が遅くなり、日に日に暗くなっていくのがわかります。それに伴い、空気も冷たくなりました。

セーターにマフラー、手袋やニット帽がほしい。でも、冬服つめこんだ船便が届かないし、シンガポールからの移動なので、そもそも冬服の手持ちも少ない。そろそろ本格的に冬服の調達に乗り出さないと。でも、物価高いしなぁ。

そんな私のニーズにぴったり合ったお店をお散歩中に見つけました!

ノルウェー各地にある リサイクル品 + 古着屋 + ヴィンテージ品 を販売する Fretex

https://www.fretex.no/

Salvation Army (イギリス発祥のキリスト教母体の慈善団体)が運営するリサイクルショップです。

お店に入ると予想外にたくさんのお客さん。そして、多くの品ぞろえ。
食器、洋服、ファッション小物、アクセサリー、と、気分はフリーマーケットです。ヴィンテージ品も扱っているとのことですが、クオリティ的にはピンキリな感じで、見る目のある人であれば希少価値がある掘り出し物を見つけることができるのかもしれません。お値段は中古品価格だけあってかなりお手頃ですが、保存状態によって良識的な値付けをしている感じです。

ディスプレイされた食器

このところ、北欧テイストのニットが気になっていたのですが、予想通り古着屋さんは品ぞろえが豊富で、心が躍りました。
昔から受け継がれている流行に左右されないデザイン。素朴で、ほどよく田舎っぽさがあって、温かみを感じます。そして何よりあたかかい。(意識が向いていたからか)街で着ている人をよく見かけるし、ここにいるからこそ日常使いしてみたいと思っていました。

色使い、模様、サイズ、保存の状態を念入りにチェックし、試着した中から選んだのがこれ。ピンクとグレーの色遣いが可愛いです。大事に使って、数年後に姪っ子におさがりであげたら喜んでくれるかな、なんて考えたり。

お買い上げ品

ヴィンテージ品の定義は、20~30年以上前に作られたもので、特別な技術やデザインで製造されており、希少性があるもの、品質と保存状態がよいもの、だそうです。北欧では家具、食器、洋服などのヴィンテージ品に一定の人気があるようで、古いものを大事にする文化が根付いているような気がします。新しいものを次々に買うよりも、ひとつのものを長く大事にするというか。

私の場合はヴィンテージを極めるというよりも、中古品、古着で気に入ったものを見つけたいという感じですが、誰かが大事に使っていた、そしてどこか北欧らしさのあるものを、これからも楽しく探していきたいなと思います。


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