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息子たちに見る異国生活とスポーツ

部活始まって1か月で飛行機遠征?

息子たち、学校の放課後クラブで今はサッカーを選択しています。
なぜ今は、なのかというと、3か月ごとにクラブ活動のスポーツ種目が変わるから。多くのスポーツを体験し自分が好きなものを見つけてほしい、という学校の意図なのかな、と思います。

中学2年の長男は、先日オスロまで飛行機で遠征試合に行きました。
チームで練習し始めてまだたったの1か月。メンバーの実力もばらばらだし、コーチの戦略通りに動けないし、基礎もままならない状態で試合はまだ早いのでは、、、と思うのですが、そこはたぶん学校として気にしてない。

学年の違うチームメンバーが集まっての遠征。親がいない飛行機旅が初めてだったり、知らない街をバスや電車で移動したり。成長につながる経験をさせるという意味ではスポーツの遠征は良いチャンスとして、あえて参加を促していると思われました。

試合は全敗だったけど、そこで味わう悔しさ、上手なチームと対戦してわかる実力差とそこから生じるモチベーションなど、得るものはたくさんだったはず。インター校のリーグだったので、同じような仲間と出会えるよい機会だったのかもしれません。

ちなみに、遠征試合や大会では、他のヨーロッパ諸国に行くことも多いようです。簡単に、気軽に海外に遠征に行く環境、ヨーロッパならではです。

ノルウェーのサッカー人気

長期間継続して1つの種目を続けたい、という子供たちは、ローカルのスポーツクラブに参加します。息子たちも、引っ越し先の地区にあるサッカークラブに入る予定で、同年代のノルウェー人と接するよい機会になるのでは、と期待しています。

また、ローカルのクラブがどのように練習や活動を行っているかも興味があって。オリンピックで注目された、スポーツ界の「ノルウェー・モデル」。一定年齢までは競争よりも楽しみを優先させ、スポーツにおける子供の権利を重視しているとのこと。(下記の記事参照)
日本やシンガポールとどのように違うのか、発見できたらいいなと思います。

サッカーはノルウェーではとても人気のスポーツで、競技人口が多く、大会やサポートも充実しています。女子サッカーも人気が高く、子供たちの学校ではよく男女一緒にサッカーをしている姿を見かけます。

ノルウェーの有名選手といえば、プレミアリーグ、マンチェスターで活躍するアーリング・ハーランド選手。夫の同僚の娘さんはノルウェーのプロサッカーチームの選手らしいのですが、学生時代はハーランド選手をよく見かけていたとか。彼はスタバンゲルと同じローガラン県で育ったようです。

また、女子サッカーでは日本人女性、黒崎優香さんがノルウェー1部リーグに所属されていますね!こうやって海外で、プロとして挑戦する女子選手がいることが嬉しいし、サッカーだけでなく起業もされているということで、若い人たちにとって素敵なロールモデルだなと思います。

海外生活にスポーツっていいよね

我が家の長男は、どこに行ってもすぐに友達ができるという羨ましい特技があります。一方で次男は新しい環境ではシャイになりやすく、慣れるまで時間がかかるタイプ。

そんな次男も、小学校では週に一度のクラブ活動でサッカーをしており、同級生たちとプレーすることは友人作りの大きな助けになっているようです。

どこの国に行っても、サッカーで遊んでいる人達がいたら自然と一緒に遊べたり、地元のクラブに入ったらそのコミュニティに入っていける。長い間チームメイトとしてプレーしていれば、きっと関係性も深まっていく。

海外だと特に新しい知り合いを作るのはチャレンジだったりするけど、そのとっかかりとしてスポーツはすごく助けにもなるのかもしれない、と息子たちを見て感じました。

スポーツだけじゃなくて、アートや音楽、趣味もそう。好き、で活動するものがあったら、それがきっかけで人と繋がり、世界が広がるのだろうと思います。

ということで、すごく好き!というスポーツや趣味があるわけではない私、どうしようかな、と思案中。年齢はこの際気にせず、ちょっと好きかも、やってみたいかも、があればフットワーク軽くしてトライしてみようかな、と思っています。


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