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TOKYO最高!という事にしてみた

先日、友人たちと産業の中心地あてゲームを行った。例えばアメリカの場合、IT産業は「サンフランシスコ(シリコンバレー)」映画産業は「ロサンジェルス(ハリウッド)」金融業界は「ニューヨーク(ウォール街)」など。皆で楽しくゲームが出来る。

でも、日本でそれをやると、IT産業は「東京」映画産業は「東京」金融産業は「東京」etc…一次産業以外はいくらやっても「東京」しか出てこない。

これ、地方創生を考えるときのお決まりのお遊びなんだけど、いつもちょっと悲しくなる。でも、ここまで東京に集中していると、日本という国のいさぎよさに、心地よささえ感じてしまう。

こんなに集中しているのだから、さぞかし魅力的なんだろうと考え、ちょっと調べてみた。そうしたら東京都のホームページにあった。「2019年、東京が世界で最も魅力的な大都市に4年連続で選ばれました!!米国誌「Condé Nast Traveler」の読者投票で東京が世界1位に。。。」へーそうなんですか。すごい!!

さらには、ちょっと古いけど2016年にAdobe Systemsが世界5カ国5000人に「世界でいちばんクリエイティブな都市はどこか」と聞いたところ、東京がニューヨークやパリなどを差し置いて1位だったらしい。

魅力やクリエイティビティがあるかないかは、引出しの多さと面白い視点をもてるかだと常日頃思ってる。それが正しいなら「東京」はすごく魅力的でクリエイティブな街。昔から様々な国の文化をブラックホールのように取り入れ続け発展した日本で、日本全国の人や文化を吸収し続ける東京。

さらには「東洋の各国の文化」「西洋の各国の文化」技術と呼ばれる「ハイテク文化」そして「日本全国の産業」まで全てを吸収し自分のものにしてしまう東京のカオスな吸引力。なんでも吸引することで世界の既知が集まって引き出しの多さは天下一品。

確かに、こんな面白い都市ないかも。昔、ニューヨークが人種のるつぼと呼ばれ、カオスな街と言われてたそうけど、東京は吸収した文化が溶け合って文化のるつぼとなり、超カオスな街になっている。z

この東京が光り続けるためには、その引き出しを地方に発信して、地方がそれを吸収したうえで、より多くのものを東京に与え続ける。日本国中のモノ・コト・ヒトの循環が最も大事。地方がなければ東京はない。そんな世の中を夢みて今日も妄想するのでした。

(都会の写真がわたしのアイテムになかったのでお借りしました。かっちょいい写真ありがとうございます!)