女子の人生プランって難しい。。。
「将来わたしって何をして生活しているんだろう?」結婚・出産以降の人生が見えている女子ってどのくらいの割合いるのかなぁ。。。女性の活躍を、国を挙げて目標にしている中、その根幹ともいうべき女性がキャリアを描ける社会になっていない気がする。
首都圏では通勤時間平均が1時間程度。仕事を19時に終わらせて帰宅すると20時を過ぎている。。。ベビーシッターとか頼むしかないのか。子供の熱などで保育園からの呼び出しに行けそうにないし。。。家に帰ってからのワンオペ家事にワンオペ育児なんて耐えられそうにない。やっぱり、パートしかないのかな。
地方に行くと、生活と仕事の場は近いけど、そもそも、選べる仕事の幅が狭い。ベビーシッターは不必要かもだけど、家に帰ってワンオペ家事にワンオペ育児は変わらない??
都会のバリキャリにロールモデルを見いだすことはできる。そして、そのロールモデルはちょっと憧れ。都心のマンションに住んで通勤時間は30分で。。。それは、全員にできることではない。でも都会ライフには必須のようす。
だって、「職住近接はもはやぜいたくライフではない。」「通勤60分以内」が子育て夫婦の人生を変える」by東洋経済オンラインなんですもの。東洋経済オンラインがそんな記事だしてた。東洋経済様には逆らえない。でも、都心のマンション購入なんてとんでもないし、家賃だけでも天文学的。。。そんな風に思って、ロールモデルを探す旅にでてみた。
地方都市でバリバリと子育てと仕事をこなす女性に話を聞いた。若いころは東京に住みたいと思っていて就職活動もしたそう。結局、地方都市で就職して結婚、子育てと地方都市にどっぷり漬かった人生を送られている。
「結婚して子育てしてみると、自分の選択が最高だった」「近くに両親がいてくれる環境が夫婦にとっても子どもにとっても本当に恵まれている」とお話ししてくださった。
「仕事で子供を保育園まで迎えに行けない時は、代わりに迎えに行ってもらい、夕食も作ってもらっており、とても助かっている」「子供の急な発熱も見てもらえる」「もし祖父母等の自分の他に子供の面倒を見てくれる人がいなければ、フルタイムで働くことはできなかったと思う」
確かに、祖父母や両親まで含めた家族が近くにいるという環境は捨てがたい。また、小さいころからの幼馴染や仲間たちが同じように子育てしている環境も魅力と話されていた。そのような環境での生活を送ることが出来るのが、地方都市。。。というより故郷の一番の魅力のよう。
生まれてからずっと育んだコミュニティを捨てないで人生を送る。豊かな人生って思う。でも、学生時代などキャリア選択の時に、そんな人生を実感する機会がない。その機会をつくるビジネスモデルって、できないんだろうか。
首都圏でバリキャリの生活を実感できるビジネスモデルはあるみたい。バリキャリ女性の家庭でベビーシッターとしてインターンシップを行う。家庭の側から生活を見ることで人生が実感できる。企業でのインターンシップでロールモデルを探すより、将来を描きやすいと評判。
それの地方版がビジネスとして成り立たないかな。話を聞くだけでも、故郷でコミュニティを大切にした生き方って魅力的。体験できれば地方の魅力発信できると思うのだけど。。。
そして「生まれ育ったコミュニティを大切にして、故郷に帰っての人生も悪くないな」と思った今日この頃だった。