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社内新規事業として立ち上げたマムズラボを分社化するまでの経緯【その2】

さて、前回の【その1】の続きです。

社内での事業部発足(2016年4月~)

2016年4月に「マムズラボ事業部」を立ち上げました。ただ、この時点ではまだ僕1人の部署で、僕自身もほかの部署と兼務状態ではありましたが、P/Lを持ち、営業活動を進めていきます。ちょっとずつ売上が立ち、事業としてなんとかやっていけるくらいのメドは立ってきました。

2016年10月には僕に加えてもう1名、現在営業マネージャーを務める浅見がジョインし、2名体制で営業活動を進めることに。2017年3月にはにのさんが任意団体とは別で代表理事として参画している一般社団法人JAPAN FAMILY PROJECTと一緒に「第1回かぞくみらいフェス」を東京国際フォーラムにて開催。2万人を超えるファミリー層に来場いただきました。

第1回かぞくみらいフェス開催レポート

有料広告を一切行わずに2万人を集客できたという実績は、マムズラボのコンセプトやマムズラボが作る世界観が強いコンテンツになりうることを実感できる契機になりました。

法人化の検討(2017年5月~)

3月末で社内の事業部として最初の期が終わり、2017年4月から新しい期がはじまりました。ちょうどそのころから、マムズラボを分社化することを検討しはじめます。

転職サイトや人材紹介を行うSBHCの既存事業が人事部門に対して営業活動を行うのに対し、マムズラボでは制作部門やマーケティング部門に対して営業活動を行うため、分社化したほうが営業活動上もわかりやすく、メリットがあると判断したためです。また、ママクリエイターコミュニティのリーダーであるにのさんと業務提携関係からさらにお互い踏み込んだコミットを行うためにも、法人化がマストだと考えました。

5月に入り、社内外の関係者と法人化のスキームについての検討を開始しました。すでに事業としてはスタートしており、顧客との契約に加えサービスサイトやクリエイター管理システム等のソフトウェア資産を有していたこともあり、新設分割の形で法人化することにしました。

退職、そして法人化(2017年6月~)

「もともと独立考えていたんですか?」とか、よく聞かれるのですが、実はこの法人化検討のタイミングでは、まったく退職は考えていませんでした。ただ、僕自身が代表権を持ち事業を進めていくにあたり、「今後マムズラボ単体で事業拡大する上で、出向扱いの状態だとメンバーにとって不安材料になるのでは?」という風に思い、だったら退職したほうがいいだろう、となりました。そしてSBHCと、代表2名も個人出資する形で法人化しました。

新規事業→子会社設立はたくさんありますが、当事者が原籍を退職してから設立したケースはあまり聞いたことがないので、同じようなケースの人いたらぜひ教えてほしいです!

両親や嫁は「急に退職ってどういうこと?」となってましたけど。。

僕はギルドワークスやマムズラボの前から社内で新規事業や新規のプロジェクトを担当することが多かったので、社内外の人で「あいついつか辞めて独立しそう」と思ってた方もいたみたいですが、1つの会社とはいえ常に違うプロジェクトをやれていたからこそ辞める理由もなかった感じです。社長になりたいとかは思ってなかったですし。

いずれにしても、こうして6月末で退職、7月に法人化、ということが決まりました。急ピッチで社内やソフトバンクグループとの調整を進め、法人化にあたって必要になる定款や各種規定の作成を進めていきました。正直ここの書類作成はマジでしんどかった。。

僕自身も退職手続きを進め、6月30日の金曜に退職、土日をはさんで7月3日に法人登記を行い、「マムズラボ株式会社」としてスタートすることになりました。

そのあとも色々すったもんだありましたが、これを書いている8月の時点ではなんとか1期目が終了し、一応生き延びてます。

そろそろ記憶があいまいになってきたので忘れないうちに…と思ってまとめてみました。現在はミッション、ビジョン、バリューや組織運営方針などを明文化しているところなので、その辺もまた書きたいなと!

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