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3月の別れ、そして。

ひととき、お世話になった職場を去る時期が来た。

たった数ヶ月のお付き合いだった同僚から贈り物をいただいた。

この超短期間で深い飲み友達となった。

年齢を経て、明け方近く?まで飲み続けることがあるなんて思ってもみなかった、というくらい深夜過ぎるまで長い時は9時間飲みっぱなし。

お互いよく飲むし、食べる。
よくしゃべるし、他人に対して気になるポイントも似ているから、話も理解し合える。

ありがたい時間だったなぁ。
振り返ると、出逢いって不思議で、望んでこういう出逢いができるとは限らない、でも、望んでいないと自分にマッチする人や時間はこれだ、と気付けない。

大人になり、こういう時間を持つことは心のどこかでもうないだろう、くらいに思っていたから、諦めていたのかもしれない。

でも、こういう時間や人や機会に恵まれたことで、まだまだ人生ってわからないな、と思った。

最後の最後までお世話になってばかりだったけど、そして最後までお酒のお付き合いをさせてもらったけど、何も返せないままラストを迎えて終わっているなと気がついた。

また、飲みに誘おう。
応じてくれることを願いながら、、。

お酒は家飲みも大好きだが、気心の知れた相手と飲むのは至上の幸福だな、と思った。

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