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レースへの調子の合わせ方の話

プロスポーツトレーナーの秋葉です!
今日は“調整”について書いていきたいと思います。
あくまで一市民ランナーとして個人の意見を書きます😏
文句を言う人は見ないでくださいね♡

僕と関わってくださっている方々は皆さん知っていると思いますが、僕は持ちタイムの割に練習が弱いです。
5000mは14分台ですが、1kmのインターバルで3分を切って行うことはできません。
もちろん手を抜いているわけではなく、ポイント練習に合わせることはしないので、シンプルにキツくてこなせないのです。笑
しかし、狙っている試合はほとんど外しません!
練習で勝てない方々に試合で勝てることもあります。
その理由は、自分の持っている能力を最大限発揮するための“試合への合わせ方”を知っているからです!

ここ数年、市民ランナーの方々と関わるようになって思うことは、練習は強いのに試合で結果を残せていない人が多いということです。
これは学生でも当てはまる選手がいると思います。
話を聞いていると真面目な人が多く、『練習を減らすことへの不安』、『2〜3日休む=足が遅くなる』と思っている方々も多いようですが、そんなことはないです。笑
僕は仕事の疲れがあったり、感覚が良くない時は平気で練習を休みます!
予定していたポイント練習も減らしたり、回避したりします。
さすがに1週間も2週間も走らなければ太るし足も遅くなりますが、2〜3日では変わりません。
まずは自分の身体の状態を把握しましょう

市民ランナーの皆さんには仕事があります(学生だと授業やテスト)。
試合前だから仕事が短くなるわけでもないし、早く帰れるわけでもありません。
むしろ試合前に限って、残業や接待が入ることもあるでしょう。
調整期に仕事で遅くなって『あ〜疲れたな』という状態の中で、無理に夜遅くに走りに行く必要はないように思います。
しかし、真面目な人は走りますよね。笑
僕がその状況ならすぐに帰って、すぐに寝て、スッキリとした状態で次の日の朝に走ります。
その方が感覚が良いし、変な疲労も溜まりません!
走ることは義務化しない
そして、何より楽しむことを忘れない

継続できることが1番。
なるべく痛みや違和感なく走れること
身体の状態・感覚を考慮して練習ができること
そのために“休む勇気”を大切にしてください!

試合の調整期に入る前は、練習がハードになります。
つまり“その疲労+仕事の疲労”を抱えて調整期に入るわけなので、やらな過ぎと思うくらいに練習を落としても良いと思います(走り込んで来た方々は)。
どのみち調整期の10日前後で足は速くならないので、だったらせめて身体の状態を良くした方が良いと思いませんか?
そんな感じです☝️
※練習の落とし方はそこまでの流れ次第です。

そして、毎回同じ調整メニューで調整をしている方々もいるようですが、僕は同じメニューもあり得ないと思っています!
状況・状態はその時々によって違うわけなので、『身体が重い(ダルい)から今日は予定より減らそう』、『疲労が抜けきれないから完全休養にしよう』など、臨機応変にメニューを変更すべきです
『俺は(私は)毎回同じメニューで走れてるぞ!』って人はたまたま運が良いんだと思います🤣

最後になりましたが、今は残念ながらマラソン大会の中止が相次いでいます。
そんな中でもMKディスタンスのように、主催者側が頑張って開催してくれている大会もあります!

マラソン大会がない時期だからこそ、こういった試合に出場してモチベーションを保ち、“自分流の調整”を試すチャンスです。
市民ランナーでも(もちろん学生にも)、監督がいたり、コーチがいたり、様々な意見があります。
参考にするのは凄く良いことです!
ただ最後の最後の調整に関しては、自分の感覚でしか決められないってことだけは忘れないでください🏃‍♂️

どのくらい練習をすべきか考え、実践し、ベストパフォーマンスを出すために必要なことは何なのか
速くなりたければ、結果を出したければ、自分自身を知ることから始めてみてください😊

いつか必ずレースに出れる日は来ます!
そこで大幅自己ベストが出せるように、地道に努力を続けみましょう🏃‍♂️
これからも皆さんが笑顔で走り続けられますように!

アドバイス程度しかできませんが、調整にお悩みの方はお気軽にご相談ください!
それでは、また👋

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