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信用で成り立つ社会!

お金の成り立ちを勉強していくと、自然と今とこれからが見えてくる。

☆☆☆

人は、はじめ欲しい物は自分の手で取るように生活していた。

周囲を見渡すと、皆同じように自らの手で必要な物を取っていた。

家族、村、街などのコミュニティができ始めると、魚を取るのが得意な人。草木を取るのが得意な人、肉を取るのが得意な人、ものを作るのが得意な人など、それぞれ得意分野を持つようになった。

すると、ある人は魚ばかり、ある人は肉ばかりになる。
そこで、魚と肉を交換することになった。
物々交換の始まりだ。

しかし、物々交換は長くは続かなかった。
魚が欲しい人がいつもいるわけではない。洋服や家を作って物々交換交換しても、洋服と肉一個といったような、ものの価値が統一されていなかった。
また、遠方に魚などを運ぶと途中で魚が腐り交換してくれない。

重要なのは、腐らないこと。つまり変化しないこと。皆が同じ価値だと認識出来ること。

この2つを考えるようになった。

そこで、目についたのは、「貝」や「羽」や「貴重な石」だ。

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