【読書感想文】「聞く会話術」 僕は今まで何を聞いていたのか?

「話すより10倍ラク! 新聞く会話術」
西任暁子先生の本を読ませていただきました。

生まれてからこれまでの生活で会話をしない日はありません。

子どもたちと、嫁と。
会社のメンバーと。毎日沢山の会話、コミニケーションをとります。

子ども時、話をすること、相手の話を聞くことは意識など全くしなく、その場のノリや楽しさを優先していたと思います。

青年期は会話の数が減っていたと思います。
理由は自分の発言で周りを傷つけてしまう、又は自分が傷ついてしまう。
そんな思いが強かったのだと感じます。そのため会話の数、人との距離をとっていました。

社会人はそうも言ってられません。
仕事の依頼や商品を売るため、会社の紹介や商品の紹介をしなければなりません。
好き嫌いで距離を置くことも出来ないので社会人になって会話は苦痛の連続でした。

しかし、年数をこなしていけば会話技術も身につき自分にも自身がついてきました。

コミニケーション、会話にも恐れなく進んで行うようになっていました。

☆☆☆

毎日の通勤時間を利用して、Voicyで学びの時間をするようにしていました。

そこで西任先生のVoicyに出会い、今回の本に出会うことができました。

会話をする時の技術、相手が話す時の聞く技術がとてもわかりやすく丁寧に書かれていました。

その中でもとくに学びがあった項目をご紹介させていただきます。

☆☆☆

質問はプレゼント!

「相手を知りたい」という純粋な興味や、「話すきっかけをつくってあげたい」という気持ちで質問してみる。
相手を知りたい、興味があります!この現れが質問に現れる。

まさにその通り、相手を思えば思うほど、興味がでてきます。知りたいと思う気持ちも出てきて質問も増えてきます。

沢山聞くことは、相手も興味を持ってくれているだと嬉しくなってくれます。

仕事では商品に興味を持ってくれる人が沢山の質問をしていただけます。
その商品が欲しいからほんとうに興味があるから、沢山質問していただけるのだと思います。

日常会話も同じなんですね。

☆☆☆

褒めることに慣れる!

相手と会話する時に、心を開いてもらうためには安心が大事だとこの本では教えてくれています。

安心、相手への好意は笑顔や声のトーンでも伝わりますし、プラスの言葉でさらに伝わります!

プラスの言葉
○今日の服装素敵ですね!
○笑顔が爽やかですね!
○お仕事スピーディーでほんとうに凄いですね。

などなど、自分が言われなれていないと小っ恥ずかしいてなかなか言えないフレーズですが、自分から真っ先に言うようにすると、このフレーズは言ってもいい言葉なんだと相手も自分も認識されます。

その場の雰囲気、自分自身も褒めることに慣れ、プラスの言葉にあふれ、安心な環境になります。

褒めることは会話をスムーズにする素敵なフレーズになります。

☆☆☆

最後に

西任先生の後書きにとても共感を覚える箇所がありました。

「自分のコミニケーションはいつも怖れがベースだったように思います。まわりに嫌われないように、空気を乱さないように、否定されないように、バカにされないようと必死にで自分を守るうとしていた」

西任先生はこの恐怖を乗り越え今にいたりほんとうに素晴らしいと思います。

私は今現在、未だこの怖れ、嫌われたくない、空気を見出したくない、バカにされなさたくない!
このことばかりです。

口に出す一言一言が慎重になっています。
自分を守るのため、傷つきたくない。これが本音だと思います。

そのことがわかってしまうために、会話から逃げて無言になることもあります。

西任先生の本を読み、もう一度、もう一度
子どもの頃の気持ちを思い出して、相手を好きになり会話を楽しみたいと思います!


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