教えを請うスキル!

チャンスはありとあらゆるところに転がっている。
ただそれをチャンスと捉えることが出来るかがポイントで、そのチャンスを活かすための選択する量が多ければ多いだけ、つかみ取れることができる。

☆☆☆

隣の街まで行って服を買うとする。
この時、隣の街までどうやって行くかが今まで蓄えた知識の中で選択される。

○自家用車で行く
○自転車で行く
○電車で行く
○歩いて行く
○バスで行く

など自分の知見をフル稼働して、選択枠を増やしその中からベストな道をチョイスし、目的のものへと進んでいく。
ここで選択肢(あなたの知識)が「歩いて行く」だけであれば、歩く一択!
他の人達より明らかに動きが遅く時間も使うことになる。
もしかしたら、隣町まで着いて服を買う時に目的の服はもう売り切れてしまっているかもしれない。
知識がないために、チャンスを逃したのだ。
本人はチャンスを逃した事が知識不足のせいだと思っても見ないだろう。
なぜなら、移動手段の選択(アイデア)が頭にないのだから。

☆☆☆

新しいことへのチャレンジをする場合、もしくは現在手掛けている事業や日常生活で災難があった場合でも、自身の知見・知識があるとないとは大きな違いがでる。

コロナウイルスの影響でやりたい事がやれなくなっている。
個人経営者の多くは、外にでての営業活動が出来なくなったと一つの選択枠を奪われた。
ただ、営業活動はそれだけではない。
仮に、外にでての営業活動が全てと思われている経営者あれば選択肢はもうない。
廃業の道を選ばなければならない。

新しいことをチャレンジしようとした方で、演劇で初舞台を予定していた場合でも、コロナの影響で公演中止となり初舞台は出来なくなった。
ただ、ここで選択肢が他にあればもしかしたら道は開けたかもしれない。

☆☆☆

営業活動の場合、直接の訪問が出来ないのであれば、SNSの活用やyoutube・DMなど商品を知ってもらうための媒体は沢山ある。

劇場公演が中止となった場合、ライブ配信に切り替えてみるなど、まだまだ可能性はある。

つまり知識不足がいかに勿体ないか、いかに残念な事がわかる。

学ぶと言うのは生きるための選択肢を増やすことなのかもしれない。

☆☆☆

こんな話を嫁としていた時、嫁から
「自分で選択肢を増やすことも重要だと思うけど、知らないことを聞きにいける能力も必要だよね」と話してくれた!

ハッとさせられた。
その通りだ。

自分一人だけの知見・知識などたかがしれている。周りを見渡せば有能な方は無限にいる。
その方々に教えを請う能力は本当に必要だ。

「隣町へ行く」例で言えば、
自分の知識は5個しかなかった。
歩き・自転車・バス・自家用車・電車だ。
もしここに聞く力、教えを請う能力が加わり、聞いてみたとしよう。

すると、「タクシーが早いよ!」や、「丁度隣町に行くから一緒に乗って行く?」や、「実はさ、どこでもドアを開発したから使う?」などの回答が来るかもしれない。

世界がまた広がる。
自ら知識を蓄えた、選択肢を増やす事は大切だ。

それに加え、教えを請うスキルは更に重要になってくる!

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