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【バーテンダーがゆく、アンダルシア・セビリア旅行 : 2023年2月】

皆様、ごきげんよう。バーテンダーの安部直柔(アベ ナオナリ)です。現在はメルボルンでバーテンダーをしています。
2023年12月末までロンドンで約2年間バーテンダーをしていました。その間に、ヨーロッパへ旅行に行くこともあり、からその旅先で出会ったオススメの場所、レストランやバーなどをいくつか紹介していこうと思います。

前回の投稿で『バーテンダーがゆく、アンダルシア・ヘレス旅行 : 2023年2月』について綴ったので是非そちらも読んでみてください。


今回は『バーテンダーがゆく、アンダルシア・セビリア旅行 : 2023年2月』

夢の目的地だった『シェリーの街、ヘレス』へ訪れることができたわけですが、その経由地として『セビリア』というスペインで4番目に人口が多い都市にも行ってきました。

セビリアは中世にイスラム勢力に支配されていた過去があり、当時はスペイン内でのイスラム社会の中心地でもありました。
現在でも街の景観にその名残りがあり、イスラム建築とスペイン建築が混ざり合った神秘的な街並みです。
もう一つ有名なのが、『フラメンコ』
セビリアが属するアンダルシア州がフラメンコ発祥の地と言わせています。
フラメンコの起源にもスペインに辿り着いたジプシー(移住型民族)やイスラム教徒達が関わっている背景があり、そう言った面から見てもセビリアは様々な文化と人種が混ざりあっている都市です。

スターウォーズ・エピソード 2

いきなりスターウォーズ?となると思うが、あんまり旅先であまり観光しない私が珍しく訪れたかった場所がある。尚且つ、セビリアに着いてその場所に直行した。
『Plaza de España』
公共の公園なのだが、実はこの公園がスターウォーズ・エピソード2で撮影に使われた公園である。

R2-D2はCGかも


このシーンに見覚えがある人は、相当のスターウォーズマニアだ。ちなみに私はセビリアに行くことにするまで知らなかった。笑

国旗が立っているところが中央になる
公園を囲うように作られた廊下
2階テラスの開口部から入る日差し
西側2階テラスからの景色
東側2階テラスからの景色

久しぶりに感動した。めちゃくちゃ綺麗だった。
是非、セビリアに行ったら訪れて欲しい。しかも無料だよ。

アンダルシアの夕陽

もう1カ所、観光目的で向かったのが
『Setas de Sevilla』
モダンな建物の文化センターだ。さすがにここは入場料がかかるが払っても良いくらい綺麗な景色が観れる。それは夕暮れの時間帯に。

写真の屋根部分に屋上があり、1階は市場になっている
街全体を見渡せ、大都市と違いあまり高い建物が無い
夕陽が沈む瞬間は特に幻想的な雰囲気

時がゆっくり流れる時間を感じることができるだろう。

タパス、レストラン&ワインバー巡り

さあ、旅先で恒例のグルメツアーに移ろう。アンダルシアはタパス(小皿料理)レストラン&バーの発祥の地と言われている。タパスは日本の小皿料理主体の居酒屋的な立ち位置だと思ってもらえば良い。アンダルシアはイベリコ豚の原産地であり、海と山の幸が豊富なエリア。

1軒目: Pelayo (タパス&バー)

何で見つけたかはあまり思い出せないが、観光地エリアから近く、観光客多めなタパス・バーでした。

グリルド・カマンベール 花梨クリームソース
ポークショルダー
エントランス

2軒目: Castizo tapas bar (タパス&バー)

ここはセビリアのグルメサイトで見つけて気になり行きました。ここの料理は日本人の私にも合う味付けでけっこうオススメです。

確かお通しで出てきたオリーブ
ツナのポテサラ的なやつ
牛肉のシチュー、これがバカ美味
店員さんにスペイン語でショットするか的なこと言われたんで、もちろん!って言ったらクリームシェリーのショットくれて、奢りかと思ったらちゃんも会計入ってたというオチ
店構えも店内も良い感じだった

3軒目: Giolatto (ジャラテリア)

食後のデザートということで、偶然見つけたジャラート屋さん。ジャラートで外れるってあんまりないんでね笑

ピスタチオにしたはず

4軒目: Vinoteca Lama La Uva (ワインバー)

街ブラ中に偶然見つけたワインバー。地元のワインを気軽に飲める場所、滞在日が長ければ必ずリピートしたい。

何を飲んだかは、もう定かではないが確かセビリアの白ワイン

5軒目: La Barra de Cañabota (レストラン)

ミシュランの星付きではないが、セビリアのミシュラン・ガイドブックにも載っている魚介専門のレストラン。

セビリアの中でも最もモダンな店構えだった

ちょっと味付けが濃ゆいが、美味い。腹七分くらいの状態だったので、結構食べるのがしんどかったが地元で取れた魚をアンダルシアの魚介料理として食べる素敵なレストラン。

トーストに鱈の塩漬けとアンチョビ
注文する前は普通に食べれるなーと思ったが味が強くて1個づつ食べただけで満たされた
イカとツナソース(おそらく)
ムール貝 トマトソース煮的なやつ
ライスプティング
なぜか好きでも無いのにオーダーしてみた完食したはず

あと店内がタイルとスチールを用いたモダンな内装で、バーカウンター内に魚が陳列してあり、その魚をお客様の好みに合わせて料理するということもできるそう。次は誰かを連れて行きたい。

目の前の景色はこんな感じだった

6軒目: Barbiana(バル)

〆の1杯として、賑わってるバルへ。店内の奥はレストランスペースになっており、アンダルシア料理を楽しめるそう。

たぶんオロロソ・シェリー

好きなヴェルモットを見つけたので、 1杯ではやめられず。2杯目。
日本で1度飲んで以来だったので、美味しさを再確認。やはり地酒を現地で飲むと更に美味い。

スイート・ヴェルモット
このブランドのヴェルモットが美味しいが確か日本には未入荷

昼から、食べて飲んで歩いての繰り返し。
食の旅もなかなかハードである。

セビージャFC
Ramon Sanchez-Pizjuan Stadium

スペインのサッカーが好きな人ならもちろん知ってるチームだろう。セビージャFCの試合をテレビ観てる時に思っていたのが、スタジアムの熱気と観客の熱狂ぶりがスペインでも屈指。残念ながら、日程の都合上で試合は見れなかったがスタジアムは見たいと思い行ってきた。

ピッチとの距離が激近で、ここで試合を観てみたかった
ピッチへと繋がる廊下
現在活躍中の選手達
スタジアムの正面エントランス
圧巻の壁だった
今は亡き、レジェスはクラブの英雄

アンダルシアの気候と相まって、素晴らしいスタジアムだった。 

セビリアは1泊2日しか滞在できなかったが、凄く気に入った都市。
大都市ではないが旅慣れした人にはオススメの街です。

そのセビリアを後にし、次に向かうは○○○○の発祥の地バレンシア!

では次回まで、アディオス アミーゴ!

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