色んな人の「普通」に触れる
いつも疑問に思ってることがあった。
「普通はこうする」「普通さ〜」
そんな誰が定めたか分からない基準で、自分の行動が判断されていく。
理由を聞いてもみんながやっているとかばかりで、しっかりと答えてもらえたことがない。
私は、物心つく前から変わっている子だったらしい。
親戚の家に泊まりに行った時の早朝。
母親が目を覚ますと、私は既に起きていて、あたりを見回したところ、皆んなの掌に一つずつ飴玉が乗せてあったという。
家で遊ぶ時も、タンスに布団をくくりつけて本を読んで過ごしてい