伝説のピアノと共に【御礼とご報告】
ご覧いただき、ありがとうございます!
ピアニストの吉村直美です♪
2024年NPO文化日独コミュニティJGCC新年会に演奏出演させていただき、和やかの雰囲気のもと無事終了いたしました。
音楽を通じ、素敵な方々との嬉しい再会やあらたな素晴らしいご縁をいただき、貴重な会に参加させていただけたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
驚きのご縁での共演は、お客様方からのご感想の通り、『美しい調和が感じられる』共演も実現し、演奏者とお客様が共に楽しめたコンサートととなりました。
東京都千代田区にある如水会館のオリオンホールで、総勢60名ほどの方々がご参加されました。
各界でご活躍される方々、元在オーストリア大使🇦🇹の黒川剛氏も来賓として参加され、賑やかな会となりました。
ご参加された方々の中には、ドイツ在住歴が長い方、諸外国で活動された方々など、なかなかお目にかかれない方々との貴重な交流も実現しました。
コンサート終了後のお食事、そして、交流会では、たくさんの方々から直に温かいご感想をいただき、嬉しいひとときとなりました。
通例のクラシックコンサートでは、演奏終了後に、演奏者と聴衆の方々がゆっくりと交流する間がない場合が多いため、ご挨拶に加えて、お客様ご自身のことや演奏へのご感想をお聞きできるのは、嬉しい限りです。
以下、感謝を込めて📸お写真をご一緒させていただいた方々と📸
演奏会では、
バッハ(ピアノソロ)&(Vn.Cb.Pトリオ)、テレマン(ヴァイオリン・ソロ)、ベートーベン(ヴァイオリン&ピアノ)、エクレス(コントラバス・ソロ)、ブラームス&メンデルスゾーン(ピアノソロ)、瀧廉太郎(ヴァイオリン&コントラバス)、サラ・サーテ(ヴァイオリン&ピアノ)ブラームス(Vn.Cb.Pトリオ)
・・・と盛りだくさんなプログラムを、それぞれの奏者からトークを交えてお届けしました。
森園ご夫妻のわかりやすいトークに加え、私もドイツでの現地体験を交えた作品に纏わるお話をさせていただきました。
如水会館が所持する伝説のビンテージ・ピアノは、100歳を超えているそうです!
元々の所有者は、伝説のピアニスト原智恵子さんだったとのことで、戦時中に軍隊に出る学生を送り出すときに、『皆さん、必ず戻って来てください』と声かげをしながら、勇気付けのためにショパンの英雄を演奏されたピアノでもあるそうです。。
このエピソードを聞くだけでも、胸が締め付けされる思いになります。。。
このピアノで演奏会を企画したことのある方が仰るには、演奏するほとんどのピアニストの方が、演奏後に病気になったり事故に遭われたりしたそうで(怖!)・・・、実は、何度か触らさせていただき、身の上に何も起こらないことを確認した後、本番を迎えました(汗)
個人的には、非公開の演奏会も含めて、2度目の演奏となりますが、お陰様で元気にしております。。。このピアノに出逢ったのも、何かのご縁なのでしょう。。
これを機に、平和を願われた伝説のピアニスト原智恵子さん、そして、この場から戦場へ向かわれた方々の鎮魂をお祈りいたします。。
ヴァイオリニストの森園ゆりさん、コントラバス奏者の森園泰一さんによる感情豊かで音楽に真っ直ぐな音色に、伝説のピアノが共鳴し、奏でた以上の倍音が鳴り響く奇跡もありました。
ピアノの近くでコントラバスが音色を奏でると、太い弦から放たれる振動が空気を伝わり、ピアノの弦に連動することで、弾いていない音が鳴るのだそうです!舞台近くで聴いていた方々はじめ、私も初めての体験でしたので驚きました。。!
(演奏中は、幻聴かと驚きましたが・・事実でした!!)
次のトリオでの演奏の機会も楽しみです🎶
演奏で素敵な交流の場で共にさせていただき、貴重な機会を戴いたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
関係者の方々はじめ、ご来場いただいた皆さまへ厚く御礼申し上げます。
次回の『音楽と旅』リサイタル出演情報は、こちらです🎹
ピアニスト 吉村直美
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