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Naomi_Nが2021年4~6月におすすめしたい都内開催の展覧会12選

毎度恒例、私が行こうと思っている展覧会を勝手におすすめする、備忘録もかねた 美術館・博物館のご紹介シリーズ。皆さまの展覧会めぐりの参考になりましたら幸いです。

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※お出かけの際は、ご自身の体調が万全なのはもちろんですが、各館の公式ホームページ等で最新情報をご確認の上、くれぐれも慎重にご判断の上でお願いいたします。わたしは美術館・博物館を応援する意味でも、対策を万全にした上で、後悔先立たず、会期スタート後はできるだけ早めに足を運ぶつもりです。

これまでの記事はこちらのマガジンで読めます。行った展覧会については、noteやインスタにまとめたレビュー記事にリンクさせてます。ぜひ!!!



アイノとアルヴァ 二人のアアルト フィンランド―建築・デザインの神話

アルヴァ・アアルトだけでなく、パートナーのアイノ・アアルトの仕事にも注目したという、アアルト夫妻の展覧会。そして世田谷美術館での開催。
今の季節にぴったりの素敵な展覧会なんだろうなぁ。ゆっくり観に行きたいです。
※ 4/23(金)までの会期前半はちょっとお得な一般料金です。お早めにぜひ!

場所:世田谷美術館(東京・用賀)
会期:2021年3月20日(土祝)~6月20日(日)
時間:10:00~18:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館:月曜日
料金:一般 1,200円 大高生 800円 中小生・500円、65歳以上1,000円
事前予約制:あり


あやしい絵展 & MOMATコレクション展

発表された直後から、なかなかの話題になっている特別展。「怖い絵」展同様、なんだか混みそうだなぁと思い、早めに伺うつもりでいます!
が、わたしはメインビジュアルにもなっている、橘小夢《安珍と清姫》をぜひ観たいので、早くてもGW前ですね・・・

話題と言えば、グッズ!!!フェリシモミュージアム部が素敵な商品企画をされてます。みだれ髪ポーチ、狙ってます。

会期中のMOMATコレクション展では、近代木版画の「新東京百景」シリーズや、小泉癸巳男さんの「昭和大東京百図絵」シリーズ、川瀬巴水さんや土屋光逸さん、笠松紫浪さんらの作品などが展示されるので、ぜひ合わせて楽しみたいなぁと思っています。

場所:東京都国立近代美術館(東京・竹橋)
会期:2021年3月23日(火)~5月16日(日)
時間:9:30~17:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館:月曜日
料金:一般 1,800円 大学生1,200円 高校生700円、中学生以下無料
事前予約制:推奨


渡辺省亭-欧米を魅了した花鳥画-

明治から大正にかけて活躍した日本画家・渡辺省亭(せいてい)さんの花鳥画が、個人蔵の作品を中心にたっぷり楽しめる展覧会です。とても楽しみにしていました!
徐々に画壇から離れて晩年を過ごされていたため、これまであまり展覧会が開かれてこなかった作家ですが、なんだか人気が出そうな気がしてます。

場所:東京藝術大学大学美術館(東京・上野)
会期:2021年3月27日(土)~5月23日(日)
時間:10:00~17:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館:月曜日
料金:一般 1,700円 大高生1,200円 中学生以下無料
事前予約制:なし

巡回予定
愛知展:岡崎市美術博物館 2021年5月29日(土)~7月11日(日)
静岡展:佐野美術館 2021年7月17日(土)~8月29日(日)


落穂を拾う  木村裕治 展

『エスクァイア日本版』や機内誌『翼の王国』などの雑誌を中心に、書籍や新聞などのエディトリアルデザインを手掛けてきたアートディレクター木村裕治さんの展覧会です。
ぜひ網羅的にこれまでのお仕事を観てみたかった方。とても楽しみです!

場所:クリエイションギャラリーG8(東京・新橋)
会期:2021年3月23日(火)~4月24日(土)
時間:11:00~19:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館:日・祝日
料金:無料
事前予約制:なし


美術同人誌「四月と十月」創刊20周年 巡回展

昨年、銀座の月光荘画材店で、たまたま手に取った文庫本が、美術同人誌「四月と十月」の編集で作られたものでした。その月光荘で巡回展が行われるとのことで、ぜひ伺いたいなぁと。
フライヤーも素敵なデザインなんです。手に取れてラッキーでした。

前述の 木村裕治 展と会場が徒歩圏内なので、ハシゴがおすすめですよ。
また、店名の通り、画材がたくさん並んでますし、同じビルには素敵なカフェもあるんですよ。ぜひ月光荘をまるごとのんびり楽しんでほしいです。

場所:月光荘画材店(東京・銀座)
会期:2021年4月6日(火)~4月18日(日)
時間:11:00~19:00 ※最終日~16:00
休館:なし
料金:無料
事前予約制:なし


電線絵画展-小林清親から山口晃まで-

エッジの効いた企画展が多い練馬区立美術館。なんと今回のテーマは「電線」!です。明治初期から現代までの電線・電柱絵画から、作品を読み解く内容、じわじわと話題ですよね。
4/18(日)まで、と、すでに会期後半なので、できれば早めに伺いたいですが、いつ行けるかなぁ・・・

場所:練馬区立美術館(東京・中村橋)
会期:2021年2月28日(日)~4月18日(日)
時間:10:00~18:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館:月曜日
料金:一般 1,000円 大高生・65~74歳 800円 中学生以下・75歳以上無料
事前予約制:なし


特別展 「国宝 鳥獣戯画のすべて」

みんな大好き鳥獣戯画!もし昨年夏、予定通りに開催されていたら、2020年で最も集客していたであろう展覧会が、ついに!開幕ですよ!!!

鳥獣戯画って名前は知っていても、詳しい内容とか歴史は、案外知っているようで知らないことが多いんではないでしょうか。もう原本がないところばっかり、とか、謎が多いとか、甲乙丙丁(こうおつへいてい)の4巻構成なんですよ、とか。

そもそも絵巻物って、この鳥獣戯画以外にも面白い作品がいっぱいあるんですよ。わたし、結構好きなんです。ジブリの高畑勲監督も絵巻物がお好きで、ご自身でいろいろ研究されてらしたんですよ。この展示をきっかけに、絵巻物ブームが来たらいいなぁ。

あと、この鳥獣戯画は「白描(はくびょう)」という、彩色なしの墨の線画で描かれています。わたし、シンプルな線画や白描画も好きなんですよね。鳥獣戯画は、このシンプルな技法ゆえ、豊かな表現と画力が際立ってるんですよねぇ。

さらにこの展示では、高山寺の秘仏・明恵上人坐像がお出ましくださる上、明恵上人のユニークな人となりが紹介される展示になっているそう。こちらも非常に興味があります!!!

今回はなんと、前後期の入れ替えなしで、4巻全てを鑑賞できます!が、会期が非常に短い。約1か月半しかありません。
さーて、いつ行こうか・・・非常に悩んでおります。

あと、ぜひちょっとだけでも予習してから行くと、もっと展示が面白いと思いますよ~ ジュニアガイド、とてもおすすめです!

場所:東京国立博物館平成館(東京・上野)
会期:2021年4月13日(火)~5月30日(日)
時間:9:00~19:00
休館:月曜日 ※ただし、5月3日(月・祝)は開館
料金:一般 2,000円 大学生 1,200円 高校生 900円 中学生以下無料
事前予約制:あり


市谷の杜 本と活字館 開館記念展時計台の修復・復元

大日本印刷が2月にオープンした、印刷にまつわる施設「市谷の杜 本と活字館」のオープン記念の展覧会です。フライヤーも素敵でした。
そもそもこの施設、建物自体のデザインも、中の活版印刷の常設展も、とにかく見どころ盛りだくさんの様子で、オープン前から本当に気になっていました!!!
駅からちょっと歩くので、お散歩もかねてのんびり出かけたいです。

場所:市谷の杜 本と活字館(東京・市ヶ谷)
会期:2021年2月11日(木)~5月30日(日)
時間:11:30~20:00 土日祝10:00~18:00
休館:月・火曜日
料金:無料
事前予約制:あり


現代アートコレクターズミュージアム 解き放たれたコレクション展

こちらはなんと、美術館・博物館ではなく、寺田倉庫が行う展覧会です。
日本でも指折りの現代アートコレクター・高橋龍太郎さんとA氏さんの超豪華な個人コレクションをあれこれ見せてもらえてしまえる!という、これまでになかった、コレクターズミュージアムの展覧会です。
場所が天王洲アイルなので、正直ちょっとアクセスしずらい・・・
でも行けたらぜひ行きたい。建築倉庫へもハシゴもしたいなぁ。

場所:WHAT(東京・天王洲アイル)
会期:2020年12月12日(土)~5月30日(日)
時間:11:00~19:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館:月曜日
料金:一般 1,200円 大学生700円 中高生500円 小学生以下無料
事前予約制:なし


クールベと海 展

フライヤーを手にして、絶対に観たい!と思った展覧会。
先日観てきたコンスタンブル作品にも通じる、美しい風景画の数々。ぜひ間近で楽しみたいと思っています!

場所:パナソニック汐留美術館(東京・汐留)
会期:2021年4月10日(土)~6月13日(日)
時間:10:00~18:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館:水曜日
料金:一般1,000円 65歳以上900円 大学生700円 中・高校生500円 小学生以下:無料
事前予約制:予約優先


イサム・ノグチ 発見の道

開催予定が延期され、待ちに待ってた!という方も多いであろう展覧会。いよいよGW前に開幕です!!!
体験型展示や、香川県高松市牟礼町で手掛けた晩年の石彫群がまとめて来てくれるとのこと、ワクワクしかない、スペシャルな展覧会となりそうです。
彫刻は本当に、実物をぜひ間近にして体感しないと、その良さをしっかり味わえないジャンルだと思います。ぜひ!!!

場所:東京都美術館(東京・上野)
会期:2021年4月24日(土)~8月29日(日)
時間:9:30~17:30 ※入館は閉館の30分前まで
休館:月曜日
料金:一般 1,900円  大学生・専門学校生 1,300円   65歳以上 1,100円
事前予約制:推奨


STEPS AHEAD: Recent Acquisitions 新収蔵作品展示

どんだけ収蔵作品があるんですか!と思ってしまう、アーティゾン美術館の新コレクション展。なんと!未公開の新収蔵作品 92 点を中心に 201 点、さらに芸術家の肖像写真コレクションから 87 点で構成!!!
これは本当にすごい数です、時間に余裕を持って伺いたいと思ってます。

アーティゾン美術館と言えば、延期となって楽しみにしていたオランジュリー美術館のモネ作品の展覧会、さらに10月に延期となってしまいました。
これはもう、仕方ないですよね。秋のお楽しみ、ということで。

場所:アーティゾン美術館(東京・京橋)
会期:2021年2月13日(土)~5月9日(日)
時間:10:00~18:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館:月曜
料金:ウェブチケット 1,200円  当日窓口購入 1,500円   学生無料

事前予約制:必須


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この他にも、サントリー美術館や東京ステーションギャラリー、太田記念美術館、個人ギャラリーでの展示などなど、気になっているものがいくつもあります。あぁ、どこでもドアが本当にほしい。
引き続き、まずは、健康第一で過ごしたいと思っています!!!

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