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観てきた!細野晴臣デビュー50周年記念展「細野観光1969 – 2019」at東京シティビュー

見事な秋晴れの日。細野さんの人生を紐解く観光旅行にトリップしてきました。この展望台スペースがここまで似合う展覧会はないかも。細野さんが産まれて育って、多くの人と出会い、素晴らしい音楽をたくさん生み出してきた東京の街を眺めながら、とても楽しめました。

会期:六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)10/4日(金)~11/4(月・休)


◎見に行こうと思ったきっかけ

たぶんスタートはYMOですが、その後ソロの細野さんのCDをいくつか聴いていたものの、にわかファンだったので、改めて今、細野さんがどんな人生を歩んできたのか、どんな時代だったのか、を知りたかったから。

そして、ここでしか聴けない、超絶スペシャルすぎる音声ガイドをぜひ聴きたかったからです。

◎どんな展覧会?

六本木ヒルズ森タワーの展望台のスペースに、細野さんが産まれたときから現在までの出来事と、作ってきた音楽の変遷、そして世の中の出来事が、テーマごとに区切られつつも、年表となってずらーっと並んでいます。

それと合わせて、たくさんの写真や、当時の持ち物、書いたもの、集めていたもの、聴いていたCD、発売したレコードやCDがずらーっと並び、細野さんのコメントや解説が。

この展示物がまぁすごいんです。よくこんなに保管していたなぁと驚くものや、え、これ飾ってくれるの!なんて驚くものも多数。

子どもの頃のお写真は、着ている服やかぶっている帽子に、育ちの良さとおしゃれさんっぷりがうかがえましたし、見ごたえがあってとても面白かったです。展示をめぐって、細野さんのことをぐぐっと身近に感じられました。

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細野さんといえば、沈没したタイタニック号から生還したおじいさまのエピソードが有名ですが、当時の新聞やインタビューの切り抜きといった歴史的な資料も展示されていました。

館内はほぼ撮影OKです。ぜひ窓からの東京の景色だけでなく、展示も撮影してくださいませ。

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展示スペースの最後。こんな不思議な物体があります。中に入れますので、ぜひお忘れなく立ち寄ってみてください。

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◎わたしが最も印象に残ったところ

まずは音声ガイド。やっぱり期待以上でした。

展示を観ながら聴き、展望スペースで休憩しながらじっくり聴き、と、何度か繰り返して楽しみました。これはぜひ!ぜひ聴いてください。¥600です。入口を入ったすぐのスペースで借りられます。


そして驚いたのが、20~30代の頃の細野さんの、びっくりするくらいの男前っぷり!!!

YMO時代のMVをじーっと観たりレコードやポスターを改めて観てみて、思わずドキッとしてしまいました。もちろんデザインそのものやコピーライティングとか、もうキレッキレでカッコいいのですよね。なのに、書いてる文字とか、お好きなイラストのタッチはなんだかチャーミングで、それがまたツボでした。

それにしても、この当時の熱狂をリアルタイムで体感してみたかったなぁと悔しくなってしまいました。ぜひこの辺りの展示をじっくりご覧になってみてください。こんな20~30代、しかもあの素敵なお声、いま絶対いないと思うんですけども!

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◎まとめ

ただただ、楽しかったです。細野さん初心者から大ファンまで楽しいのでは?

ぐるっと巡ってみて、会場全体に、展覧会を企画・準備した方々だけでなく、細野さんのファンや、細野さんを支える全ての人たちからの、『細野さんへの愛』をひしひしと感じました。

そして今、自分が細野さんと同じ時代に生きていて、毎週、細野さんが喋るラジオが聴けたり、雑誌の連載やインタビューを読めたりできて、何より細野さんの音楽を楽しむことができていて、本当にラッキーだなぁと思いました。

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ちなみに、昼間の景色も良いですが、夜は夜で、がらっとムーディというか、大人な雰囲気になって素敵だろうなぁと思います。会期が短めですが、夜は最終入場21:30/22時まで楽しめますので、ぜひ!!!

では、また明日♪



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