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観てきた!ミナ ペルホネン/皆川明 つづく 図録・グッズ&見どころ編 at 東京都現代美術館

★1/19(日)追記
当日券はセブンチケットローソンチケットチケットぴああさチケ(朝日チケット)でも買えます。Eテレ「日曜美術館」の放映の影響で、会場はかなり混雑しているようです。これからお出かけの方、行列する時間をぜひ鑑賞時間にあててほしいので、ご利用ください!

想いがありすぎて、記事を2回に分けました。
でも長くなってしまいました・・・Part1はこちらです。

会場:東京都現代美術館(東京・清澄白河)
会期:2019年11月16日(土)~2020年2月16日(日)
巡回:兵庫県立美術館 2020年6月27日(土)~8月16日(日)


★皆川さんと各界の著名人とのクロストーク、ミナのお洋服を着て展覧会を観られるイベントなどが予定されています。まだ申込可能な回もありますので、ぜひ!


★TABICAでガイドツアーやります。

★こちらは年末で終わってしまったのですが、素敵な展覧会でした

★素敵な本も出てます。大のお気に入りです。


◎図録&グッズは?

たぶんこの展覧会で、展示内容と同じくらいに熱い視線が送られているであろう場所が、グッズの特設ショップではないかと思います。
ショップは2箇所あります。

チケットがなくても、どなたでもお買い物できるのが、メインっぽいショップ。美術館のエントランスの先、チケット売り場の奥のスペースにあります。

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こちら、閉館直後に撮影したのですでにショップもクローズしていますが、開館中は結構な混雑です。グッズが欲しい方は、時間にゆとりをもってどうぞ。もしかすると先にお買い物してしまっても良いかもしれません。

魅惑のグッズのラインナップは、バッグ、Tシャツ、ポストカード、マスキングテープ、モレスキン、ファーバーカステルのセット、ピンバッジ、図録などなど。価格もさまざまですし、どれも素敵なのでお買い物が楽しいかと。

バッグのスペースには、テキスタイルの組み合わせが1点ものの”piece”シリーズも。これ、結構貴重なんですよ!普段は限られたショップで販売されているだけで、いつもあるとも限らないんです。

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でも会場にはいくつか並んでいたので、見比べながらお気に入りを選びやすいと思います(迷ってしまいやすい、ということもありますが・・・)また、葛西薫さんデザインの”つづく”グッズもありますよ。

中でも個人的におすすめなのは、ポストカードとピンバッジでしょうか。
ポストカードは過去、ミナのショップでも販売されたことがなかったと思いますし、印刷も凝ってます。フレーム等に入れてお部屋にディスプレイして楽しめますよ。
ピンバッジは、ブランドスタートのわりと初期に出ていたお魚や鳥モチーフが復活していたので、嬉しかったです。ミナのピンバッジやテキスタイルのハギレを使ったバッジの影響で、わたしはお洋服にバッジをつけることが増えました。シンプルな服装にとてもよく映えます。

もう一つは、展覧会会場を出た後に。チケットを持っている方のみが利用できます。
ここでは図録を販売しています。すっかりミナのとりこになった方、図録はこちらで購入されることを強くお勧めします。
なぜなら、入場者限定デザインの表紙カバーの図録を選べるから!!!!
そして、専用バッグが一緒に購入できるから!!!!なのです。

ちなみに通常版のカバーデザインは、ネイビーに白の刺繍のtambourine。これも十分とっても素敵ですし、来月からは全国販売もされます。

わたしが訪れた会期スタート直後は、確かまだ特設サイトで限定デザインが公開になってなかったような・・・なので、会場に行ってから知って、どのテキスタイルにしようか相当迷いました・・・

専用バッグは、このショップで図録をオーダーした人だけが一緒に購入できます。ハギレを有効活用&組み合わせの妙が楽しい”piece”シリーズで、完成品の中から選ぶのではなく、図録とセットで届きます。
バッグのサイズは、図録に合わせた大きさで、 A4より小さめ、だいたいtoast bagか、ほぼ日で販売している手帳グッズのトートくらいの大きさだったかと。
どんなデザインで届くのかを楽しめる方はぜひお申し込みください。ちなみに私は申し込みました。自分にとって初pieceアイテムなので、どんなテキスタイルとご縁があるか楽しみです。


◎naomin_0506的 見どころ

これがもう、見どころがありすぎて大変なんです・・・なので、全部、と言いたい。そして細かい細かいところまで、すみずみじっくりと味わっていただきたいです。

どんな会場になっているか、は、ほぼ日のコンテンツがとっても良くまとまっていて、読んでても楽しかったので、こちらをどうぞ


あるようでなかった会場構成
だいたいの展覧会は、入口と出口が違う場所で、フロアが違ったり、再入場NGだったりすることも多いかと思います。もう一回観たい!と思ったら、順路を逆に辿りますよね。
この展覧会は、タイトル通り、自分の 気が済むまで無限ループできます。ワンフロアで、ぐるっとそれぞれの展示室を巡って、最後はまた、入り口に戻れるんですよ。

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展示室内は一部撮影OKとなっています。
最初の1周はじっくり観ることに集中して、次の1周はお気に入りを撮影して、最後にもう1周味わって、なんて楽しみ方もできます。
・・・って、どんだけ好きなんだって話ですね。

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ドローイングを楽しめるスペース
わたしは、皆川さんが描く絵と文章、手書きの文字がとても好きです。

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現在、朝日新聞の朝刊で、日曜日にだけ、皆川さんの挿画が掲載されていて、ずっとスクラップしているほど。過去には日経新聞で連載小説の挿画も手がけてらっしゃいました。
全部まとめて一冊の本にして販売くれないかなぁ・・・と思っているくらいなのですが、これらがずらっと並んでいるスペースがあります。
著作権の都合、ここは撮影NG。なので穴が開くんじゃないかってくらいに、じーーーっと見つめてきました。至福でした。


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椅子やソファの座り心地
残念ながらここも撮影NGなのですが、映像作品を楽しめる展示室に、ミナのテキスタイルが使われた数々の椅子やソファが並んでいます。ぜひどれでもいいので座ってみてください。
わたしは大きな大きなソファの座り心地に感激しました。なんだかとっても豊かな気持ちになって、いい体験ができたなぁと思った瞬間でした。

◎まとめ

会場の展示からは、デザイナー個人だけではなくて、ミナに携わるいろんな人たちの、膨大な手仕事の蓄積が見てとれます。

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例えば刺繍の機械が行う運針の図。
確かに機械が刺繍しますが、その運針は人の手で、ひと針ひと針、一筆書きのように描かれて機械に引き継がれます。

例えばプリントの生地。
さまざまな色の染料をミックスして、絶妙な色だしをするのも、人の手。プリント柄の型紙のようなプレートを少しずつ動かして、作った染料をムラなく一気に広げて布地にプリントするのも、人の手。仕上がった生地がきれいにプリントできているのか確かめるのも、人の手です。

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本当に本当に当たり前のことですが、”そっか、今自分が着ているミナのお洋服は、こうやってデザインした人がいて、生地を作ってくれる人、縫って仕立ててくれる人がいて、やっとお店に届いて、私のもとにやってきてくれているのか”、ということを、しっかりとした手触りをもって味わえるのです。

こうやって味わえるものを知ると、ずっと大切にしていきたいと思います。そういうもののお買い物は、”自分の意思表明”であり、”作り手への応援”であり、”かけがえのない体験”だなぁと、改めて思います。

こんなにも日々を豊かにしてくれる、ミナペルホネンの世界が、この先も続いていってくれるよう、大切にし続けたいと思います。

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ちなみに今朝の朝日新聞、土曜別刷に皆川さんのインタビューが掲載されています。WEBでも読めます。

そして明日あさ9:00〜のEテレ「日曜美術館」は皆川さんです。再放送は1/12(日)20:00〜ですよ。


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