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『電車で隣に座った人が、私の行動を知っていた!?その後の展開に背筋が寒くなった秋の1日。』



「次は○○に停まります。
 この後も素敵な夜をお過ごし下さい。」

京都市バスの運転手さんが、
バス停に到着する度に付け加えます。

今日の運転手さんはロマンティストだな…
ぼーっと思いながら、
四条河原町にバスが到着。

高島屋の地下でプラブラお買い物をしてから
阪急電車の駅に向かいました。

ホームに降りると
まさに特急が発車する間際!!

バタバタと電車に乗り込み
座って、ほっと一息ついた時…




『光悦寺は如何でした?』
隣に座った二人組の女性から声をかけられた私。

えっ?

たまたま隣に座った女性たち。
なんで私が光悦寺に行ったことを
知っているのでしょう?

???

驚く私に、
彼女たちは続けます。

『バス停で道を尋ねられたんですよ、私たち!』

わおっ!!

なんと!
バス停で光悦寺までの道を聞いた私に
優しく教えて下さったお二人だったのです。

本当にビックリ!!

たまたま道を教えて頂いたお二人と、
数時間以上たってから、
同じ電車に乗り合わせた上、
隣の席に座るなんてーっ!!

光悦寺と河原町は
結構、遠いのです。

なおかつ光悦寺のあと、
私は源光庵に寄ったり、
近くのロクホテルまでぶらぶら歩いたり
風の吹くまま気の向くまま、
適当な時間に河原町駅に着いたのです。

凄いご縁…




でも、こういうこと時々あるんです(^◇^;)

以前はパリからベルサイユに行った時、
たまたま行きの電車で
ベルサイユへの行き方を聞いた女の子。

なんと、なんと!!
数時間後、帰りの電車に飛び乗って
バタバタと椅子に座ると…
その女の子が隣に座っていたのです。

えー!
なんでー???

めちゃくちゃ不思議です。

だって、
同じ電車に乗ることはあったとしても、
隣の席に座る確率って、
かなり低いと思うのです。

人生、不思議なことで溢れています。




話を京都に戻します。

そんなこんなで阪急電車を降りる時、
『有難うございました!
 お先に失礼します。』と挨拶する私に…

お二人の女性が、
「この後も素敵な夜をお過ごし下さい♫
 ふふふ。
 バスの運転手さんが言ってたんですよ。」

えーえーえーっ!!

途中に乗ったバスまで同じだったなんてー!

何度も言いますが、
私は光悦寺のあとぷらぷら歩いて
全然、違うバス停からバスに乗ったんです…

そのバスを降りてからも
ブラブラ買い物をして…

なのに、
同じバスに乗り、
同じ電車に乗った上、
隣同士の席になるなんて!!

ここまで偶然が重なると…
気持ち悪いです。

ちょっと背筋が寒くなった
秋の日の出来事。

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