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『つき立てのお餅を自分で焼くお茶会!?お茶室の裏も凄いんです(o^^o)』



仲良くさせて頂いているお茶屋さん、
石本川口軒の石本さんにお誘い頂き
行って来たのは…

大阪は上宮にある蔵鷺庵。
“ぞうろあん”と読みます♫

とても風情ある素敵なお寺です。

その歴史は古く…
なんと!
聖徳太子の祖父、欽明天皇の御代まで遡ります。

四天王寺を鎮守する七宮のうち、
鬼門である北東の守りとされた上之宮神社。

ここで仏事を行う僧の住む坊が春海庵、
すなわち蔵鷺庵の前身だそうで、
1691年に曹洞宗の寺院として再興されました。

織田作之助の小説「夫婦善哉」にも
登場している蔵鷺庵。

そんな由緒あるお寺で
『年のはじめに招福を願う会』が開催されたのです。




お寺に入ると…
なにやら皆さんが火鉢でお餅を焼いていました。

仏様に供えられた有難いお餅を
ご住職の磯田芳竜さん自らがお配り下さいます。

早速、焼くと…
焦げ目がついてぷっくり美味しそうに
出来上がりました。


国内最高級小豆『紅娘』100%の
“招福ぜんざい”の出来上がりです♫

その後、お茶室へ…
石本さんが川口軒オリジナルのお抹茶を
点てて下さいました。

お茶室のすぐ裏では…

大阪 四天王寺の
老舗和菓子匠『本まつばや』さんが
お干菓子をその場で作って下さっています。

なんて贅沢なお茶でしょう!!

出来立てのお干菓子は
ほわっと柔らかくて、
口に含むと…舌の上で崩れて行く感覚が
なんとも言えない、たまらない美味しさでした。

つき立てのお餅と作り立ての干菓子。
本当に贅沢なひとときです。

お茶室からは
大阪の街中とは思えない
瀟洒なお庭を眺められます。

お床には
素晴らしい枝振りの雲龍梅と紅白の椿♫

皆さんの想いのこもったおもてなしで、
春から招福の楽しい会になりました。

蔵鷺庵の皆さん、石本さん、
素敵な時間を有難うございました( ^ω^ )

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