『消えるあなたの税金300万円を、 プラスに変える方法!』
〜ものごとは切り口を変えると
全く別のことのように見えて来る〜
『何もせずにいると
あなたが収めた大切な税金300万円は
湯水のように消えて行く。
しかし!
やりようによっては、
消える300万円がゼロになるばかりか、
プラスになって返って来る。』
そんな話を聞くと
何の話?
と興味が湧くかもしれません。
せっかく払った税金は
大切に使って欲しい。
何か手立てをして
税金マイナス300万円をプラスに変えられるなら
それは、
私たちのためにも
社会のためにも良いに決まっています。
絶対に手立てをすべきだ!!
誰もが、そう思うはずです。
これは1年ちょっと前に公表された
「犯罪白書」の話なんです。
2020年に刑法犯で検挙された人のうち、
再犯者の割合を示す「再犯者率」が
過去最悪の49・1%となりました。
元受刑者の2人に1人が
再犯者となって刑務所に戻って行く厳しい現実。
そんな話も
お金の側面を切り口にすると、
違う様相が見えて来ませんか?
有罪が確定し刑務所に入る人、1人につき
1年間で約300万円かかるそうなんです。
私たちの血税で
その300万円は賄われます。
そして、
せっかく刑期をつとめあげて出所しても
2人に1人は、また刑務所に戻って行くのです。
なんてことでしょう。
300万円の税金は消え続けます。
ところが、
社会が、私たちがサポートして
元受刑者が社会に馴染んで
真面目に働くことが出来たら!!
その人たちは納税者になります。
マイナスがゼロになって
300万円がかからないばかりか、
納税までしてくれるんです。
それは社会にとっても
元受刑者にとっても
皆にとって良いことではないでしょうか。
しかし、
世間では
再犯率や元受刑者の話となると
興味を示す人は多くありません。
自分のこととして
犯罪について考えないからです。
しかし、
自分達が収めた税金のことなら
話は少し変わって来ます。
そもそも、
20代から30代の受刑者の5割が
子供の頃に虐待されていたと言うデータがあります。
若い犯罪者の半分は
虐待の被害者でもあるのです。
犯罪を犯すのは誰の責任なのでしょうか。
虐待を防げなかった社会にも
その一因はあるのかもしれません。
虐待を受け
孤独のど真ん中にいる時、
悪い仲間に誘われて
薬や盗みや恐喝が当たり前の世界に流される。
その時、
たった1人でも体をはって守ってくれる
信頼出来る人が近くに居てくれたら…
私ですら
高校時代は朝まで遊び歩いた時代が
数年ほどありました。
私が家を出てから帰宅するまで
翌朝の3時や4時まで…
いつ帰るかわからない娘を玄関で正座をして
待ち続けた母がいなければ
私は悪い世界へ行ってしまったかもしれません。
たまたま、
そんな人が近くに居たから。
たまたま、
そんな人が近くに居なかったから。
たったそれだけのことで
人の人生は大きく変わることもあるのです。
そばに誰か居るか居ないか。
その誰かが悪の道に誘う人ではなく
社会との繋がりがある人なのかどうか。
罪を償って社会に出てきても
なかなか受け入れられず
また孤独になる。
声をかけて来るのは昔の悪い友達ばかり。
そして、再犯…
そんな道を断ち切るために
立ち上がった人が居ます。
川中正喜さんです。
ご自身も少年院や刑務所に入り
多くを失う経験をしていらっしゃいました。
そんな自分の経験を活かし、
そして何より自らが再犯しないためにも
再犯防止支援活動を始められたそうです。
本来なら、
再犯防止支援活動は行政の仕事です。
再犯を止めることで、
300万円の税金が消えるのを防ぎ、
納税者を増やしています。
社会に大いに役立つ活動なんです。
刑務所から社会に戻った人が
真っ当に生きられるよう
近くに寄り添い、励まし、体をはって守っています。
ほぼほぼ孤軍奮闘していらっしゃいます。
『レオ財団』の橘俊夫さんのご縁で
この度、川中さんとお会いしました。
だからと言って
すぐに何か出来るわけでもありません。
私も、皆さんも。
でも…
まずは多くの人に知ってもらうべきだと思いました。
ほとんどの人が知らないところで、
世の中では、
こんなことが起きている。
私たちの社会のために頑張っている人がいる。
歯を食いしばっている元受刑者の人たちがいる。
それを知って貰って
今後、何かのタイミングで
何か自分に出来ることがあったら…
応援出来るタイミングが来た時に
知っているのと知らないのでは
大きな違いがあります。
まずは、
今の現状を知って頂けたら嬉しいです。
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://seidoujyuku.com/about-us/
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