見出し画像

外国人観光客が喜ぶ日本食の魅力を伝える英語#3 「寿司」

最近は円安が続いていますね。
インバウンドの流れはこれからも続いていきますよね。
日本人としては外国からの観光客を相手に何か売ってみたくなりますよね。
皆さんそういう経験はありますか?

おみやげ編に続き、インバウンドの観光客に人気の和食について、
英語のポップ案をお届けしたいと思います。

外国人観光客に和食について説明するときなど、参考にしていただけるとうれしいです。

本日ご紹介したいのは
【寿司】

寿司は、外国人観光客が日本で食べた「一番美味しい料理」と人気を集めています。
1970年代から日本食に注目が集まり始め、2013年には「和食」が、ユネスコの人類の無形文化遺産に登録されました。その後は世界中でのヘルシーな食生活や自然食ブームとも相まって、日本の食文化の人気がますます高まっています。

寿司の人気が高いのは、
1.ヘルシーさ
2.食材を日本以外から便利に調達できる
3.美味しいこめが安く調達できる
4.寿司ロボットの開発と世界中への普及

などにより、世界中で手軽に寿司が食べられるようになったからだと考えられます。
特に4の寿司ロボットの開発と世界中への普及は、国内における回転寿司の人気上昇や、海外での様々な寿司スタイル展開を後押しした、大きな要因となっています。

たとえば、アジアのシンガポールでは、カスタマイズ可能な「巻き寿司店」が人気を集めています。お客さんが巻き寿司に詰める食材をその場でチョイスし、お店のスタッフは、ロボットが広げた酢飯に、お客さんからオーダーされた具材を載せるだけ。あとはロボットが自動で寿司を巻いてくれます。

このように世界中で気軽に食されるようになった日本の寿司ですが、実は、寿司のルーツは東南アジアにあります。ラオスなどの山地民族が、入手困難な魚を長期保存するために行っていた方法が、寿司の起源になったと言われています。

日本では、奈良時代に、魚を塩と飯で漬け込み乳酸発酵させる「なれずし」が朝廷へ献上されており、これが寿司の始まりといわれています。江戸時代中期には、酢を用いた寿司が定着しました。その後、「握り寿司」が考案されると、たちまち江戸の人々にもてはやされ、その人気は関西にも広がりました。

明治30年頃の製氷産業の隆盛により、寿司屋でも氷が入手できるようになってからは、漁法や流通の進歩に伴い、江戸前寿司は発展しました。
その後、関東大震災で寿司職人が全国に散らばったことで、全国的に江戸前寿司が広まったという歴史があります。

寿司の英語ポップはこちら
Sushi is popular among foreign tourists as the "best dish" they have eaten in Japan. Since the 1970s, Japanese food has been attracting attention, and in 2013, "Japanese food" was registered as an Intangible Cultural Heritage by UNESCO. Since then, coupled with the healthy eating and natural food boom around the world, Japanese food culture has become increasingly popular.

Sushi has its roots in Southeast Asia. It is said that sushi originated from the method used by mountain people to preserve fish that was difficult to get. In Japan, during the Nara period, nare-zushi, or fermented sushi (fish is marinated in salt and rice and fermented with lactic acid), was presented to the Imperial Court. This is said to be the origin of sushi in Japan.

In the late Edo period, nigiri-zushi, or formed sushi was invented and quickly became popular among the people of Edo (Tokyo), and its popularity spread to the Kansai region. By Meiji period when ice-making industry flourished, it allowed sushi restaurants to make ice available, leading to sushi restaurants development, along with advances in fishing methods and transportation.

With the development and spread of Japanese technology such as sushi robots, Japanese sushi has been more exported around the world, building the brand it has become today.

日本語訳
寿司は、外国人観光客が日本で食べた「一番美味しい料理」と人気を集めています。

1970年代から日本食に注目が集まり始め、2013年には「和食」が、ユネスコの人類の無形文化遺産に登録されました。その後は世界中でのヘルシーな食生活や自然食ブームとも相まって、日本の食文化の人気がますます高まっています。

寿司のルーツは東南アジアにあります。山地民族が、入手困難な魚を長期保存するために行っていた方法が、寿司の起源であると言われています。
日本では、奈良時代に、魚を塩と飯で漬け込み乳酸発酵させる「なれずし」が朝廷へ献上されていました。これが寿司の始まりといわれています。

江戸時代後期に、握り寿司が考案されると、たちまち江戸の人々にもてはやされ、その人気は関西にも広がりました。
明治30年頃に製氷産業が盛んになり、寿司屋でも氷が入手できるようになり、また漁法や流通の進歩に伴い、寿司は発展しました。

そして、寿司ロボットなど日本のテクノロジーの発展・普及に伴い、寿司は世界中に輸出されるようになり、現在のブランドを築いています。

次回も、インバウンドの観光客にお勧めしたい和食を、英語のポップ案とともにお届けします。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

内容に興味を持たれた方は💛ボタンを押してくださると、大変励みになります!
今後扱って欲しい内容などありましたら、コメントくださるとうれしいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?