婚喝ノート　その55　諦めは心の養生

　「諦めは心の養生」という言葉がありす。その意味は、失敗や不運をいつまでもあれこれ悩まずに思い切ってあきらめ、気持ちを楽に持つのが心の健康によいという教えです。最近、私の仕事は半分以上がキャンセルになりました。仕方ない、今は我慢の時期、ピンチはチャンスだ‥と心に言い聞かせても、やはり不安はぬぐえず‥。この先どうなるんだろうという感覚に蝕まれ、心が不健康になっていたような気がします。皆さんは大丈夫ですか？この言葉を持ち出した意味は、自分に言い聞かせるのがひとつ。それから、婚活コーディネーターとして婚活中の皆さんへの応援メッセージでもあります。頑張ってるけれどなかなか結果が出ないという独身者から相談を受けたもので‥。私は相談者に「きつい時は無理しないで休んでほしい」と伝えました。心が不健康な時に動いてもなかなかよい結果につながりません。今は心を休めて、養生することをお願いしました。

　もう一つは、新型コロナウイルスの事情で追い込まれている人々へ向けて、大変な時期だけど、なんとか気持ちを楽に持って、心の養生ができますように‥と祈るような気持ちを込めて。様々な個人の事情があるでしょう、社会の問題も山積み。今は出口の見えない暗いトンネルの中を歩いているような気分かもしれないけれど、一人で歩いてるとは思わず、みんな共に歩いてます。きっと光がさしてくるはず。今はできるだけ気持ちを楽に、そして穏やかに、出口に向かってゆっくり「生き」ましょう。