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婚喝ノート その25 決めつけは人生を小さな釣り堀にする。

婚活現場には、思い込みが原因で自信が持てない男性がたくさんいます。ある日の婚活イベントに現れた40代男性。勤め先の社長さんが、願望はあるのに結婚できない部下(彼)を心配しポケットマネーで参加費を捻出してくれました。社長自らも付き添いで会場へいらっしゃいました。参加男性の仕事は長距離トラックの運転手。話を聞くと、1週間のうち4日は家を空けるから女性とのお付き合いは無理だろうと勝手に思い込んでいました。私は、「それは単なる思い込み!亭主元気で留守がいいという女性もいる。自分が不利だと思っている事情もありのまま伝えるべき」と話し、現場へ送りだしました。イベント本番、男性は女性を前に嬉しそうにトークを楽しんでいる様子。最後に告白カードを提出し、結果発表では見事カップルになりました。お相手となる女性に何が決め手かインタビューすると、「彼、あまり家にいないみたいだから、私もそのくらいがちょうどいいので」とのこと。私はそれを聞いて小さくガッツポーズ!ヨッシャー。

自分が勝手にマイナスだと思っている事情も相手によってはプラスに変わることもあるのです。離婚歴だってそう。よくある相談が「バツイチってどのタイミングで言ったらいいですか?」。私は「最初の自己紹介の時、最後に。ちなみにバツイチですって軽く添えたらO K」と教えます。離婚も人生の経験値だと考える人もたくさんいます。事情や条件は人それぞれ、それをありのまま伝えれば、その条件で心が繋がる相手が目の前に残ってくれます。思い込みと言えば、まだこの期に及んで「婚活はモテない人が行く」と思ってる人がいて困ります。根拠のない勘違いを捨てて結婚の可能性を広げるステージへお出かけください。ビギナーズラックか何か知りませんが、人のススメでイヤイヤ婚活に来た人に限ってカップルになって帰っていきます(笑)


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