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アラフォーで釣りを再開したきっかけについて

私が釣りを始めたのは小学生の時だ。
ほぼ毎週のように茨城の川や野池に父とバス釣りに出かけて過ごしていた。その頃は魚影も濃く、面白いように釣れた。
趣味はなんですか?と聞かれれば間違いなく「釣りです!」と答えていただろう。

それから中学まではバス釣りを続けていたが高校になるとDJやスケボーにハマりだして、釣りはどんどん遠ざかっていた。(高校の頃は釣りが趣味なんていうヤツが誰もいなかったのも遠ざかっていった一つの要因だと思う。)

社会人になるとDJは趣味として続けて、本もどんどん好きになっていった。新卒でデザイナーとして働き始めたものの超激務でひどく疲れており、休日になると家でゆっくりしたかったことも本が好きになっていった理由の1つだと思う。

あれから年を重ねて気づけばアラフォー。

去年、父が亡くなったのをきっかけに幼少期のことをよく回想していた。
「小学生の頃は親父とよくバス釣りに行ってたよなー。」
「バス釣り楽しかったよなー。」
「色んなところに行ったな。元々は自然が好きなんだよなー。」
なんて具合に。

父が亡くなり、母のことを考えると地元に近いところに越した方がいいだろうと思い、都内から茨城の田舎に引っ越した。
まわりは広大な田畑に囲まれ、野池や川が無数にある。
野池や川を見ているうちに、なんとなくバス釣りを再開してみようと思った。

Youtubeの釣り動画に影響された訳でもなく、誰かに後押しされたわけでもない。
広大な自然が幼少期の楽しい思い出を呼び起こしてくれたのだろう。
東京のコンクリートジャンルにいたらきっと本当に大切なことに気づかずにいたはずだ。
釣りを趣味として再開できて本当に良かったと思う。

いま趣味はなんですか?と聞かれれば迷うことなく「釣りです!」と言える。

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