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ぽっちゃりしてきちゃった皆へ

最近、20年以上仲の良い友人がぽっちゃりしてきちゃった、というのを気にしていたり、友人が病気になったという話を耳にする。心配だ。

生きてきた年月が長くなると、クセというのが身についてきて
人は「以前と同じ頼み方」、「以前と同じ食べ方」をしてしまうようだ。

今日はそれに関して、4つの事を伝えたいと思う。

1つめは、今の自分、に合った食べ物と頼み方をして欲しいな、ということ。20代とは違う、今の自分に合った。


外食で何かを注文すると、一人前で出てくる。夕飯であれば数種のメニューを頼む。
まずはそもそも、この「一人前」というのがくせもので、実は私は30代後半、40代からはこの「一人前」というのが多い事がある、という事実に気がついた。運動量も代謝力も、そしてストレス量も以前とは違う。(ストレスが上がると過食傾向が強くなる。満腹中枢への刺激に気がつきにくくなる)

その一人前を頼んで運ばれてきて、残すのには1つの勇気みたいなものが居る。「勿体ない」という気持ちが出てくるからだ。
勿体ないという気持ちは日本人だから当然のことだと思う。それは日本の美徳でもある。私もそう思う。そしてお金を支払うのだからなおさら、お金が無駄になる気がしてしまう。ヒレカツを頼んで1切れ残すのは勇気が要ることだ!


その気持ちは分かるけど、ただ、その「勿体ない」が、あなたの体型や、あなたの臓器を崩しているかもしれない。そう強く思う。


いつも私は「ごめんなさいして」とスタッフや息子に言う。
「ごめんなさいして」というのは「捨ててください」という意味です。

残しちゃってゴメンナサイ、使い切れなくてゴメンナサイ、そういう言葉を添えて破棄する。

無理して食べても、結果は同じ、体の中に入ったその「勿体ない」は、喉を通り胃袋で消化されて結果、外に出てくる。

昔とは違う。
今の自分に「合った量」と「合った食べ物」を摂って欲しいなとそう思うのでした。

2つめは、食欲が若い頃とそんなに変わらないという方へ向けて。
もしかしたら、年齢と共に、胃袋が下垂している可能性があります。エビデンスの定かさがないですが、ぜひ、三点倒立、または倒立のポーズを30秒程度週に一回行ってみてください。
逆立ちなんて、あほらしいと思う方も中にはいるかもしれないけど、ヨガの世界では、内臓が正常な位置に戻るとされます。
確かに「胃下垂」というのは大量の食物を摂ってしまう症状のことで、その名前の通り、胃が下垂して起こること。

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渋谷区にあるレストランHITOTEMA。お店の名前であるひとてまは、「ひとてましかかけずに美味しいものを作り出したい」という思いと、「作ると食べるが最も近い場所」「人と人の、手と手のあいだ」という意味の二つがあります。 子育てをしながら仕事を続ける中で、トライ&エラーを繰り返してきました。私自身の、嘘のない気持ちで「これはいい!」と思うものだけを掲載します。

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「HITOTEMA」は、2014年にスタートした渋谷区にある週一回のみオープンするレストラン。そんな変わった業態でお店を続ける中で、お客様…

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