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お客様とお店

お客様にも、お店側にもそれぞれの正義がある。


「あれれ?ものすごく態度の悪い方だなぁ!」と思ったら、単純にその日4時起きで、疲れが急にでてしまっただけ、という事実があったり。

突っ込む人は「それを大人なら態度にだすなよー」と突っ込むかもしれない。でも、プライベートの時間なんだもの、それは望めないことだよね!


食事の提供が遅れる。稚拙な接客だ、ワインについて知らないのに言わされている感じでプロフェッショナルを感じない。美人だけど出し方が雑で愛を感じない、などなど。お客様側にも、言いたいことがあるはずだと思う。


先日、私の友人が来てくれ、翌日、お店の接客について指摘をしてくれた。その指摘は、ネガティブな意見だったんだけど、
友人知人でなければ教えてはくれないことなので、ありがたく受け止めた。そして「そうなの。接客が初心者っぽかったでしょう。初心者なの。いつものメンバーに病欠が出て、更にいつもの代打も来れなくて、本当に新人さんを起用したんだ。。。」と。

「そうだったんだね。てっきりこのサービスのクオリティがノーマルなのかと、思って伝えないと、と思ったよ」と返事をくれた。



私は、その日一緒に働いてくれていた思い当たる初心者スタッフにすぐ、「昨日はありがとう、反省点を書けたら書いて送ってね!至らない点もたくさんあったけどw、暖かい心と前向きさは伝わってるよ!」と送った。
それが、友人からの指摘に対する一つのアクションだった。

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渋谷区にあるレストランHITOTEMA。お店の名前であるひとてまは、「ひとてましかかけずに美味しいものを作り出したい」という思いと、「作ると食べるが最も近い場所」「人と人の、手と手のあいだ」という意味の二つがあります。 子育てをしながら仕事を続ける中で、トライ&エラーを繰り返してきました。私自身の、嘘のない気持ちで「これはいい!」と思うものだけを掲載します。

HITOTEMA倶楽部

¥980 / 月

「HITOTEMA」は、2014年にスタートした渋谷区にある週一回のみオープンするレストラン。そんな変わった業態でお店を続ける中で、お客様…

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