見出し画像

【心の視点】


大きな楡の木の下

昨日描いた絵で、知人に
「この木はなぜ斜めなの?」と訊かれた。
私は構図を斜めに取ったことを
全く気にしてなかったため、
なぜ訊いたのかわからないでいると、

「木はどんな凸凹や斜面にあっても、天に向かって真っ直ぐ生えるんだよ。」

なるほど、その人の経験則から、
木が斜めに絵になってることに違和感を感じてしまうのね。とわかった。

ここまでは、受け取り方も通りすぎるのも
その人次第だから、という話なんだけど。
こんなふうに気持ちわるい心地になった方、他にもいるだろうか?
(首を45度傾けて見るアイデアを提案した笑)

そのあと、私もなんでこういうフレーミングにしたのか考え、
そして、すごい結論に辿り着く。

描く時は下書きもしないし、
細かく考えていないからどんどん描くのだけど、
そう言われて自分がなぜこうしたのか考察する機会はとてもいい。

まずは、
とにかく四角い紙に大きく描きたかったのもあるだろうし、

構図においては、少し斜めにすることでエモーショナルになる場合があるだろうし。
実際音楽を聴いてエモーショナルだった。

そう、音楽を聴かないで観るのと、
私の中に音楽が満たされて観るのでは全然違うんだね。
この曲はとても大きくて温かい愛の曲で、わたしはたぶん宇宙まで広がっていたの。(大気圏ちょっと出たぐらいだけど)
心の世界の絵の表現だからな。
(↓アサンテの楡の木の下)

そうして地球を見るとね、なんと!
地球は丸くて浮いていて🌎
そこから見たら木は真っ直ぐ生えてるとは言えないかもしれないんだ。
私たちも普段は地面に真っ直ぐに立ってるつもりで、垂直や水平線を信じてるけれど、
視点を宇宙にすると、、、
地球が丸いなんて大発見だよ(笑)
地に足を着けたところからは
真っ直ぐ天が上にあるけれど、
心が宇宙に飛ぶとそれもなくなってしまう。
遊びだね。私には慣れてる遊びだったので構図が斜めでもなんとも思わなかった。

物を見る視点はいろいろ。
絵はいろんなことに気づかせてくれるなぁ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?