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インドネシアに行った訳。

この原稿はインドネシアで書いています。
現在は、東ジャワのトゥルガグンのホテルにいます。
ここは、スラバヤの空港から車で3時間以上走った場所です。

今回の出張は、将来的な海外の人材の受け入れの前段階で、
前回のベトナムに続き、2回目の視察となります。

【学校訪問】


初日は、福岡から羽田空港を経由してインドネシアのジャカルタに降り立ち、車でホテルまで移動。終日、移動。
翌日は、送り出し機関、看護高校・大学、介護施設を訪問しました。
学生からの熱烈歓迎。何枚もの写真におさまりました。

そして、今日はトゥルガグンに移動して送り出し機関、学校内の視察。
生徒さん達との懇談、質疑応答もおこないました。
明日は、陸軍看護大学、病院を訪問し見学します。

【DMI視察】

トゥルガグンは産業が少なく、初任給は月収2~3万円程度のケースも多いエリア。せっかく看護などを学んでも就職先がほとんどないといいます。
家計が貧しく、きょうだいが多いことから、海外で働いて親に送金するのが一般的です。日本での給料の中から生活費を差し引いた大部分を送金しているケースが多いと言います。
生徒さん達との懇談の中で、家庭の事情や仕事への想いなど聞き取りました。

『他国の言語と技術を学び、海外で働く』
かなりの覚悟が必要で、日本人にはなかなか出来ないこと。
環境が彼らをそうさせているのは間違いないけれど、純粋に前進する姿に心を打たれました。
家族を想い、学び、そして異国で働くという強い想い。
日本人にはできない覚悟とひたむきさ。
イスラム教徒である彼らの宗教観や国民性にも触れることができました。


【DMI外観 150人が学んでいる学校】

日本は、彼らに選ばれる国にならなくてはいけないと強く感じています。
円安の問題も大きいですが、来日したご縁のある方々に教育をして、親身になってサポートし、安心して働ける環境を作る必要があると思います。

『多様性の時代』
言葉だけでなく、実行力が試されています。
変化を恐れると取り残され、事業が成り立たなくなる時がきます。

海外からのグローバルメンバーを受け入れる心の準備はできてきたたように思います。そして、日本人が忘れてしまった事を突き付けられてる気がしています。

『社会福祉士+ビジネスマインド』で伝統×福祉に取り組んでまいります。
今後何か一緒に取り組んでみたいと思った方、また取材等に関するお問い合わせは、私のXかメールアドレス(minori@youyou-group.co.jp)までご連絡いただけると嬉しいです。
今後ともよろしくお願いいたします。

奈緒子社長【みのりの郷】【悠友】陶器ブランド【無為】(@Naoko_minori)さん / X (twitter.com)
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