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行先を見失う

あっという間に10月が終わり、11月の声を聞いた。
2023年もあと2か月。
なんだか、心がザワザワする。

やり残したことがあるようで
だからといって、何をすればいいのか、わからない。

それは、ぎゅうぎゅうに詰めていた予定をすべて消化して、
やりきった後の、燃え尽き感なのか。

ぽっかり穴が開いてしまったような、虚無感なのか。

わき目もふらずに急な登り坂を登ってきて、
ふっと見上げた空が、青く輝いて眩しく見えた。
立ち止まってあたりを見回すと、いつの間にか広い野原に出ていた。
先には、ただただ、どこまでもつながる草原が広がっている。
気がついたら、そこに、ぽつんとひとりで立っていて、
これからどこへ行ったらいいんだったっけ?と、行先を見失うような。

そんな感覚。

幻想

成功とか目標とか
みんなが追い求めていたキラキラしたモノは、
いつの間にか色褪せて
自分が欲しいものでは、なくなっている。

そんな幻想に駆り立てられていたことに
多くの人が気づき始めているのではないか。

皆と同じものが欲しいわけじゃない。

這い上がる階段

正解のない時代
答えのない時代

これからは、
自分の外に答えを探そうとするのではなく、
自分で答えを作っていくのだと。

その力が必要なのだと言われる。

でも。
自分で答えを作っていこうとすることは、時にしんどいことだと思う。

そうありたいと思うけれど、
ついていけない、できない、そうしたくないと思う時もある。

そんな自分に弱いヤツとラベルを貼って
そう思う自分はダメなんだと思うこともあるけど、

もう、それ以上、自分を傷つけなくていい。

そんなふうに思うまで、真剣に自分と向き合っていることが素晴らしい。
自分の人生を大切にしたいと思う、まっすぐな生き方が健気で素敵だ。


そもそも、答えなんて作らなくてもいいのかもしれない。

今、目の前にあるものすべての中に答えがあり、
形を変えて答えになっていくものなのだ。

自分がたどったプロセスに意味を見いだせなくなって、苦しくなったり、やる気がなくなる時って、
実は、自分の殻を脱ぎ捨てて一歩階段を上がろうとする時に起こる、
成長痛みたいなものなんじゃないか。
泥臭く、はいつくばって、もがいて、傷だらけになって
やっと、這い上がる階段があってもいいんじゃないか。
と、私は思う。

きっと、それもまた、私の宝物になる。


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