顧客視点の頂点
こんにちは。ブランドプロデュースラボ(BPL)駆け出しコンサルタント・タニです。
今日は代表の川本さんと6月課題の結果と今後についてミーティングでした。
また一歩、プロジェクト達成のゴールを想像することができ、あっという間の4時間でした。
今まではzoomでの打ち合わせでしたが、転換期には、直接面談の方が、プロジェクトに対する想いやゴールがより共有できますね。僕も熱くなってしまいました(^^)/
今日は、問題解決とPDCAの究極版を紹介したいと思います。正直、商品開発の過程がすごすぎ。。。
よく、iPhoneが挙げられていますが、今日は家電メーカーのアイリスオーヤマ㈱と任天堂のWiiでシェアしたいと思います。
我が家も大好き!アイリスオーヤマ
タニタニ商店(我が家)でもアイリスオーヤマの家電は大変重宝しており、上場しているなら株式をほんとに買いたいと思っています。現時点では、上場していないので、ほんとに残念です。。。
今や家電は便利がつまっていますよね。
家電やアプリ等は進化や発達が早いので物珍しさが減ってきており、消費者にとっては、大きな差がなくなってきています。
しかし、そんな家電メーカー業界で顧客目線で製造しているメーカーの1つがアイリスオーヤマ㈱です。
今回は掃除機の開発を例に出します。
掃除機の開発担当者は他社で販売されている掃除機を多数購入し、自身で利用することはもちろんですが、現利用者に「どこが改善点としてあげられるか」「どんな掃除機だったら利用しやすく、利用したいか」等、徹底的に顧客のニーズを把握することから始まります。
その結果をとにかく見える化し、開発したい掃除機のコンセプトを決定した後に、試作が行われます。
その試作の回数は多数重ねられ、重さや形状、吸引力、形態(コードレス等)等、細かい点を何度も検討されて開発しています。
そして、消費者や担当者が他社製品の不要と感じられている機能や部品を削ることで低コストでの開発と消費者の購入を可能としています。
試作後は社長も含めた会議が行われ、商品化が決まりますが、そのプレゼンテーションはとても緊迫感のある会議となっています。
その結果、私達は安心して「現場や利用者が喜べる低コストの商品を活用できる」というビジネスとなっています。
こんなコントローラーみたことなかった
続いて、任天堂のWiiです。
Wiiの開発では、社員の家庭の観察を通じて、「ゲーム機の存在で親子の関係が悪化している」、「ゲーム機があるとリビングでの子どもの滞在時間が短い」といった状況が確認されました。
同時に、鍋を囲んでいる家庭は親密度が高いことなどが明らかになったことで、「家族が楽しめる」「家族の関係を良くするようなゲーム機」というコンセプトが生み出されました。
コンセプトが決まった後は、開発チームが一体となってアイデア創出と試作が繰り返され、家族がみんなで使えるリモコンのようなコントローラーや低消費電力CPU、リビングにおいても邪魔にならないコンパクトな本体が具現化されていきました。
コントローラーは、なんと!1,000回以上のプロト試作が重ねられたといい、重さや形状、少ないボタン、片手での操作性など細かい点を何度も検討して開発された結果、wiiとなっています。
wiiもまた、現場の観察から着想を得て、ゲームがそれまで持っていた常識を飛び越えた新たな経験デザインした、デザイン思考適用の好事例だといえます。
書いてみると思うことは、、、諦めずに改善を繰り返して商品開発して喜んでもらうことはチームの力もいるし、並大抵の努力ではすまないということです!
僕も今のプロジェクトを達成できるようにがんばっていきます!
これを見て頂いた方も何かを頑張っている方々だと思います。
BPLでは目標をシェアしたり、自分の課題について意見を求めたりできる部活(未来プロデュース部)があります。部費は無料ですし、楽しいメンバーなので是非、遊びに来てください(^^♪
引き続き、BPLとタニの
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