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いまのぼくとみらいのきみ


自分で扉を開ければ見える世界は大きく変わる

電車に乗りながら星野道夫さんの本をめくる。
目で文字をなぞると、そこから意識がアラスカへトリップスタート
文字を感じながら、ヘラジカ、ウミアック、カヤック、シロクマ、オオカミ、アザラシ…
沢山の生物が登場し、遠くの遥か彼方に見えるシロクマの景色、そしてアラスカでの暮らし、ナイフの鋭さ…
そして動物たちの息遣いを全身で感じてしまうほど。
心にジーンと迫るものもあり、涙ぐんでしまう時間もあった。
人の意識は無限に旅ができる、と…その時にまた、また確信してしまった。
ふと、本から目を話、周りの景色を眺める。
スマホを持ちながら何かを検索している人、おしゃべりをしている人、珍しくスポーツ新聞を握っている人、電車に揺られながら、外の景色を眺めつつ
同時にシロクマの世界、クジラの世界が同時に進んでいる。
アラスカに限らず、モンゴルの大平原、オーストラリアの波、
さまざまな事が動き続けているのだと感じた。
実はどこでもドアはみんなが持っていて、その扉を開ける事ができるか、できないかはそれぞれに託されているのだと思う。
時には開ける事ができなくても、開けない人、そもそも開け方がわからない人、どこでもドアの存在がわからない人…
新しい流れ、時代が動いている、肌感覚。
小さなコミュニティーがたくさん誕生し、繋がりも生まれ、何かがうまれる。なにかが始まる。
計算通りとかではなくて、化学反応的に起こる事。
それを楽しめるかどうか。が大切。
予定通りに進む事は少ないし、予定通りに進めようとすることで、何か使いたくない力も浪費してしまう。
これからの人と人との「関係性」を新しく構築していく必要があるのだと思う。

それぞれを尊重し、認め合い、サポートしていく社会

こどもたちの学童保育と里山の維持保全をしている今があります。
僕が代表をしている、学童保育「TIDE POOL」では「共に生き合う・共に生き抜く」をテーマにして、関わるスタッフもそれぞれの個性を活かしあい、助け合い、それぞれの強みを認め合いながらの人の集合体である事を実践している。
TIDE POOLはこちらからどうぞ
そこで関わる子どもたちは、そんな大人たちの姿を見ながら育っていくことが大切だと考えている。
もちろん、こどもたちの事も大切だけど、大人もかなり危機的状況にあるように感じる。
ビートたけしも日本社会の「ゆとり」についてこんな考えを述べているこどもだけのアプローチではなくて、大人にもアプローチしていきたいという思いもあり、今年2023年4月から「うみやま葉山」をスタートしました。
ここでは、アウトドアを通じて学びを深めていくことができる、アウトドアエデュケーターコース(大人むけ)を開催したり、親子のイベントを開催したり、企業研修を行ったりと多くの人が関われるような事をみんなで考えながら進めていければと少しずつではあるけれど、進めています。
これからの社会をどう創造していくのかどうか是非たくさんの人と語って、現実的に形にしていきたいと思います。
みなさん、是非協力したいという方はお気軽にご連絡くださいね!



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