【採用インタビュー_Vo.1】旭化成ホームズ/電力事業企画職/2024.11
求人企業へ訪問し求人の魅力をインタビューするシリーズの【採用インタビューシリーズ】。
注文住宅を中心に多様な事業を展開する大手ハウスメーカーの旭化成ホームズ。近年では、私たちの生活に欠かせないインフラである電力事業を開始しました。今回は募集されている電力事業企画職の魅力について、旭化成ホームズのお二人にお話をお伺いしました。
・ 話し手
旭化成ホームズ株式会社 オーナーサービス推進本部 インフラビジネス推進室
奥村雄介さん、奥村優さん
・ 聞き手
転職エージェント「コライト転職」Powered by 株式会社CoWrite
本城 直季
前職の経験を活かして転職‐住宅メーカーのお客様との関係を基盤にビジネスを推進する部署
――まずはご経歴からお願いします。
奥村(雄):2023年1月に入社しました。前職では再生可能エネルギーの発電事業会社におりまして、メガソーラーの設計施工管理から保守まで担当していました。
転職エージェントの方とお話を通じて、経歴を活かした新規事業に挑戦できる環境を探しておりました。住宅メーカーである旭化成ホームズにて、一般住宅や工場向けの太陽光設備新規事業を行っているということで、興味を持ち入社を決意しました。
奥村(優):2023年の3月に入社しました。前職ではエネルギー業界に特化したコンサルティングファーム在籍しておりました。電力会社やガス会社向けに事業計画や収支分析のサポート、将来の化石燃料の需要想定の策定など、リサーチなども担当しておりました。
旭化成ホームズの面接を受けている過程で、住宅メーカーであり電力会社である立ち位置であることで、他社にはできない事業が推進できるのではないかと感じ、入社しました。
――お二人とも転職で入社されたのですね。新卒から働き続ける社員とは、また違う目線を持ってらっしゃると思います。そういった意味も含めて、旭化成ホームズのご説明をお願いできますか?
奥村(雄):はい、旭化成ホームズは住宅メーカーであり、2023年度は売上高約9000億円を達成した会社です。4つの事業を中心に行い、新築の注文住宅事業、不動産事業、リフォーム事業と、海外事業を中心に行っています。
ヘーベルハウスは注文住宅というイメージが強いと思いますが、注文住宅以外の事業も約50%程度行っています。2019年にHEBAL HAUSというアルファベットのマスターブランドを定め、ロングライフの追求とストックビジネスを通じて、お客様と長く付き合うことを目指して力を入れている会社です。
私たちが所属しているインフラビジネス推進室は、2015年から17年くらいかけて、通信、電力、ガスの自由化があったのを契機に住宅メーカーという強みを活かし、お客様との関係を基盤にビジネスを推進するというところで立ち上げた部署になっています。
関係者と協働しながらダイナミックに効率化を進めていくのが特徴
――ハウスメーカーと言えば家づくり中心のイメージが強いですが、それ以外の事業がおおよそ半分を占め、多角化が進んでいるのですね。
お二人が所属しているインフラビジネス推進室も、生活総合インフラ企業としてグループ全体の資産を活かし、売り上げを伸ばす重要な新規事業に取り組まれていると感じました。
具体的な事業内容と仕事内容、転職を検討している方に役立つ視点も含めてお話を伺えますか?
奥村(優):私たちインフラビジネス推進室では、ヘーベル電気として電力供給と住宅オーナー様の太陽光発電設備からの電力買取の2つの事業を展開しています。
私は社内のデータを活用して、新たな電力メニューの開発など新しい取り組みを担当しており、昨年はお客様と共に電力安定化のためのデマンドレスポンスという新しい施策を行いました。お客様に寄り添った、他社にはないサービスを提供できるよう努めています。
これまでの経験も活かし、グループ会社と協働してデータ分析にも挑戦し、刺激のある日々を過ごせています。今後もさらに挑戦と拡大を目指していきたいと考えています。
――なるほど、雄介さんの観点はどうですか?
奥村(雄):私は新築住宅向けにヘーベル電気を供給事業の立ち上げと、安定稼働に向けた運営を担当しています。
この業務では、工事部門や営業部門、広報など多くの部署と連携が必要で、調整しながら立ち上げを行ってきました。さらに自社の部門だけでなく、他社との調整を行っているところです。
初めての事業の立ち上げで非常に大変ではありますが、すごい良い経験をさせていただいていると思っています。
――お二人の仕事は、エネルギー事業を新たに作り上げるだけではなく、さまざまな関係者と連携して効率化を図っていくことが他とは異なる点と感じました。
さまざまな業種の方々を巻き込んでいくというのは、すごい労力もかかりますし、気力も必要で、一筋縄ではいかないのではと思います。とてもダイナミックに仕事をされているのですね。
私自身も電気自動車を利用しているので、電気がないと自分の生活インフラが稼働しないというのを間近に感じています。
その中で、住宅を起点に電力を流通させる新たなビジネスの革新と面白さを感じているところです。
電気の観点で流通させていくところ、電気の未来についての取り組みもあれば教えていただいてもいいですか?
奥村(雄):これからの時代、家は、エネルギーを作ったり、エネルギーを効率的に消費してコストを抑えたりするところが必要になってくると思っています。
今後はエネルギーを外部に流通させるといったところで、このネットワークの中で最大効率を図るということが重要だと考えています。現在、外部流通は、家だけではなくて法人向け、工場などにも供給していくということになっています。
住宅メーカーであり電力会社である立ち位置の面白さ‐新規事業だからこそ失敗を恐れずたくさんチャレンジできる
――ちょっとお話の観点を変えまして、電力企画職のお仕事のやりがいや、今後についてもお伺いしてもよろしいでしょうか?
奥村(優):この事業の面白さは、住宅メーカーであり電力会社であるという立ち位置であると感じています。大手電力だと、お客様の接点が電力供給というところが主で、限定的だと感じています。一方で、旭化成ホームズは戸建て住宅をご購入いただいているお客様とのコネクションがとても強固なので、柔軟性のあるサービス提供ができるのかなと思っています。
今後はさらに一歩踏み込んだサービスをできたらいいですし、グループ会社やサプライヤー様を巻き込んでサービスを拡大できるのもすごく楽しみだなと思っています。
もう一つ、旭化成ホームズに入社して感じたことは、社員の関係がフラットであるところです。前職では圧迫感があって自分の発言をするのに苦労したこともあったのですが、現在は社員の方同士で活発に議論ができているので、新規事業を進める上で助かっています。
今後のキャリア形成としては、前職から電力事業に関わっており、この領域でさらに専門性を高めていきたいと思っています。特にお客様とのコネクションが強固なので、社内データを活用して、データドリブンに事業を進めていきたいと思っています。
――なるほど。データドリブンというお話もあり、数字と向き合いそれを基に企画を考え、多くの方々を巻き込んでいくというところがポイントだと思います。
結構ハードルが高いような仕事に思うのですが、求められるスキルセットや、逆にぶっちゃけお二人がどんな人と働きたいと思うとか。イメージがあれば深掘ってお伺いしたいです。
奥村(雄):そうですね、一緒に働きたい、一緒に働けると思う人は、変化を受け入れられる人だと。あとは失敗を恐れない人だと思っています。
インフラビジネス推進室は、電力関係の新規事業を企画していくので失敗も多いのですが、失敗は当たり前みたいなところもありまして。失敗を恐れて検討ができないと新しいことができないので、失敗を恐れない気持ちが結構大事だと思っています。
あとは業務にあたって電力業界の知見が必要になるので、そこは必須スキルになってきます。新規事業で日々勉強というところもありますので、勉強しながら自分の電力業界の知見を活かし、新しいことにチャレンジしていく姿勢が求められていると思っています。
――なるほどありがとうございます。キーワードはチャレンジ、変化を受け入れる、そしてその変化を楽しむということだとお話を聞いて思いました。
とてもダイナミックにお仕事されていて、旭化成ホームズグループの中で新しい可能性をつくる一助を担っていらっしゃるということを思いましたし、そこに向けて新しい仲間を迎えて拡大されていくタイミングだと思います。
この記事を読んでいただいている皆さんにはぜひ応募いただいて、さらなる旭化成さんの成長と個人の成長を共に叶えていただければと思っています。
本日は旭化成ホームズの奥村雄介さんと奥村優さんにお話をお伺いさせていただきました。ありがとうございました。
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