マガジンのカバー画像

憂鬱

27
平沢直樹が書いた小説「憂鬱」をまとめて読めます。
運営しているクリエイター

#同性愛

<<創作大賞 恋愛小説部門>>連載小説「憂鬱」- 25 SMに、はまっていく二人

バスルームで強引にやってみたものの、さすがにスカトロとなると、美里も白けてしまった。やっ…

naokihirasawa
3日前

<<創作大賞 恋愛小説部門>>連載小説「憂鬱」- 24 NYのソフトなSMクラブ?

ある日の夕方、ユリアは美里に特別なクラブに一緒に行こうと誘った。美里はどんなクラブなのか…

naokihirasawa
7日前
2

<<創作大賞 恋愛小説部門>>連載小説「憂鬱」- 22 バレエダンサーとIT企業のコラボ…

美里はオフィスでユリアのことを考えながら、AIも使ってビジネスプランをリストにしてみた。 …

naokihirasawa
2週間前
3

<<創作大賞 恋愛小説部門>>連載小説「憂鬱」- 21 もっとお互いを深く知りたいから

「ユリアさん、この後、私の家で飲み直しませんか?」美里は下心を隠すかのように、丁重にユリ…

naokihirasawa
2週間前

<<創作大賞 恋愛小説部門>>連載小説「憂鬱」- 20 美里とユリアのデートはリンカー…

美里は日々のビジネスの忙しさに追われながらも、どこか心の奥にぽっかりと穴が開いたような感…

naokihirasawa
2週間前
6

<<創作大賞 恋愛小説部門>>連載小説「憂鬱」-19 美里がいよいよニューヨークで起…

美里はまず人材派遣会社に就職することにした。これは彼女が将来的に自分の会社を設立するため…

naokihirasawa
3週間前
4

<<創作大賞 恋愛小説部門>>連載小説「憂鬱」-18 専業主婦である母を受け入れられなかった?

吉永美里は、生まれつきの優等生だった。小学校から中学校まで、成績は常にトップクラス。高校に進学してからもその勢いは止まらず、さらには生徒会長まで務めることになった。彼女の将来は輝かしいものに違いないと、誰もが思っていた。 美里の学校生活は、誰もが羨むものであった。彼女はクラスの中心的存在で、教師たちからも信頼されるリーダーだった。友達も多く、その笑顔はみんなを元気にさせた。彼女の勉強の成績は言うまでもなく、運動神経も抜群で、部活動でも活躍していた。 生徒会長としての役割は

<<創作大賞 恋愛小説部門>>連載小説「憂鬱」-17 憂鬱はどこまでも追ってくる

夏休みが終わり、玲実が日本に帰国する日が近づいてきた。空港で再び別れを告げる時がやってき…

naokihirasawa
1か月前

<<創作大賞 恋愛小説部門>>連載小説「憂鬱」-16 いよいよ二人が結ばれる日

その後、二人は再び地下鉄に乗ってセントラルパークに向かった。 「スタジオまでは地下鉄で通…

naokihirasawa
1か月前

<<創作大賞 恋愛小説部門>>連載小説「憂鬱」-15 METでドガのバレリーナの絵に感動…

バレエの主役を演じた公演後、ユリアは、ビデオ通話で玲実にその喜びを伝えた。「玲実、そろそ…

naokihirasawa
1か月前
1

<<創作大賞 恋愛小説部門>>連載小説「憂鬱」-14 ニューヨーク移住そしてオーディ…

ユリアがニューヨークの新しいダンススクールに入学することが決まり、ついに出発の日がやって…

naokihirasawa
1か月前
2

<<創作大賞 恋愛小説部門>>連載小説「憂鬱」-13 いじめの対処にユリアの両親はど…

学校での話し合いを終え、ユリアを連れて自宅へ戻った。敦子は、心の中で怒りと葛藤を抱えてい…

naokihirasawa
1か月前
3

<<創作大賞 恋愛小説部門>>連載小説「憂鬱」-12 ユリアの母親がいじめに反逆!

敦子はユリアとともに学校に乗り込んできた。彼女の顔には、憤怒の色が強く滲み出ていた。彼女…

naokihirasawa
2か月前
1

連載小説「憂鬱」-10 キスしているところを撮影されてしまった?

ユリアと玲実はたまにバレエの後、近くの公園で過ごすようになった。星をみつめながら、二人は将来の夢を語り合った。 「将来はどんな風になりたい?」ユリアが優しく尋ねると、玲実は考え深い表情で答えた。 「私は、将来は人々を笑顔をもって助けてあげられる仕事がしたいな。たとえばナースになれたらいいなって思ってる。子供の頃から、誰かを助けることが好きだったし、どんな状況でも笑顔を忘れないって自信があるんだよね。」 ユリアは玲実の言葉に感心しながら、自分の夢を語り始めた。 「私はニ