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憂鬱

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平沢直樹が書いた小説「憂鬱」をまとめて読めます。
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記事一覧

<<創作大賞 恋愛小説部門>>連載小説「憂鬱」- 20 美里とユリアのデートはリンカー…

美里は日々のビジネスの忙しさに追われながらも、どこか心の奥にぽっかりと穴が開いたような感…

naokihirasawa
5時間前
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連載小説「憂鬱」-19 美里がいよいよニューヨークで起業する

美里はまず人材派遣会社に就職することにした。これは彼女が将来的に自分の会社を設立するため…

naokihirasawa
7日前
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連載小説「憂鬱」-18 専業主婦である母を受け入れられなかった?

吉永美里は、生まれつきの優等生だった。小学校から中学校まで、成績は常にトップクラス。高校…

naokihirasawa
9日前
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連載小説「憂鬱」-17 憂鬱はどこまでも追ってくる

夏休みが終わり、玲実が日本に帰国する日が近づいてきた。空港で再び別れを告げる時がやってき…

naokihirasawa
11日前

連載小説「憂鬱」-16 いよいよ二人が結ばれる日

その後、二人は再び地下鉄に乗ってセントラルパークに向かった。 「スタジオまでは地下鉄で通…

naokihirasawa
2週間前

連載小説「憂鬱」-15 METでドガのバレリーナの絵に感動する二人

バレエの主役を演じた公演後、ユリアは、ビデオ通話で玲実にその喜びを伝えた。「玲実、そろそ…

naokihirasawa
3週間前
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連載小説「憂鬱」-14 ニューヨーク移住そしてオーディションへ挑む

ユリアがニューヨークの新しいダンススクールに入学することが決まり、ついに出発の日がやってきた。空港には彼女を見送るために家族や友人たちが集まっていた。玲実は涙をこらえながら、ユリアとの最後の時間を大切に過ごしていた。 「ユリア、本当に行ってしまうんだね。ニューヨークでも頑張ってね。」玲実はユリアに抱きしめられながら言った。 「ありがとう、玲実。あなたの応援があるから、私はどこにでも行ける気がするよ。」ユリアは微笑んで答えたが、その目には少し涙が浮かんでいた。 ユリアの母

連載小説「憂鬱」-13 いじめの対処にユリアの両親はどう決断したのか?

学校での話し合いを終え、ユリアを連れて自宅へ戻った。敦子は、心の中で怒りと葛藤を抱えてい…

naokihirasawa
1か月前
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連載小説「憂鬱」-12 ユリアの母親がいじめに反逆!

敦子はユリアとともに学校に乗り込んできた。彼女の顔には、憤怒の色が強く滲み出ていた。彼女…

naokihirasawa
1か月前
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連載小説「憂鬱」-11 体育館の用具室へ沙知絵から呼び出されたユリアはどうなる?

ユリアが授業を受けていると、小さなメモのようなものがデスクに回ってきた。沙知絵が斜め前の…

naokihirasawa
1か月前
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連載小説「憂鬱」-10 キスしているところを撮影されてしまった?

ユリアと玲実はたまにバレエの後、近くの公園で過ごすようになった。星をみつめながら、二人は…

naokihirasawa
1か月前
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連載小説「憂鬱」-9 ユリアの家で二人きりになれた玲実

お互いが好きとわかってうれしかった。しかし、ここから先、どう進めていくべきなのかは女子高…

naokihirasawa
1か月前
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連載小説「憂鬱」-8 ユリアは玲実に告白できるのか?

玲実に告白したいけど、レズと知られるのが怖くて、できないユリアであった。 沙知絵は、相変…

naokihirasawa
1か月前
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<<創作大賞2024 恋愛小説部門>>連載小説「憂鬱」あらすじ

あらすじ 吉永美里は、ニューヨークの摩天楼に囲まれた繁華街を歩いていた。彼女は自らの成功したIT企業を経営しながらも、何かが足りないと感じていた。そんなとき、彼女の前に美しいアジア系バレエダンサー、ユリアが現れた。 ユリアの優雅な踊りは、吉永の心を捉えた。彼女はユリアの美しさと自由な動きに魅了され、彼女との出会いが自らの人生に変化をもたらすことを予感した。そこから、吉永の人生は新たな旅が始まった。 ユリアの影響を受け、吉永は自身の生き方に疑問を抱き始める。彼女の機械的な