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ソーシャルメディアで埋もれさせない!アカウント主とユーザーを繋ぐ架け橋

初めまして。ソーシャルエディター/編集者の出口と申します。
某制作プロダクションで10年間「雑誌編集」「SNS運用」などに携わったのち、2022年5月に独立してフリーランスになりました。
「ソーシャルエディター」ってまだまだ浸透していない職種かと思うので、ざっくり紹介させてください。

そもそもソーシャルエディターって何をする人?

Google先生に聞いてみると、以下の強調スニペットが表示されました。

海外では、ソーシャルメディアを通じて読者とコミュニケーションをとり、「ソーシャルエンゲージメントの達人」と呼ばれる「ソーシャルエディター」という職種が生まれています。2018/01/31

ferret:企業とカスタマーの架け橋となる「ソーシャルエディター」という役割

エンゲージメントの重要性は、アルゴリズムの特性上、SNS運用に携わったことがある人であれば共通認識かと思います。
ただし特にオーガニック運用を主体としている企業アカウントでは、この“エンゲージメントを高めること”がなかなか難題ではありませんか?

理由は至極単純で、私たちを取り巻く「情報量」はもはや底が知れません。
例えばツイートだけみても「毎秒6,000ツイート」ほどされているようで、ここに他のSNSの投稿も加わってくるのですから、私たちがふだん接している情報量がいかにとんでもないかが分かります。←「SNS」だけに限った話だとしてもです。
「世の中って情報過多だよねー」と言われていたのは10年も前のことで、4G→5Gと通信システムも進化している現在では、もはや過多どころの騒ぎではないですよね。

そんな状況下で、「エンゲージメントの達人」とされる職種がソーシャルエディターです。<現状を正しく見極めて、ユーザーとの接点をあぶり出し、エンゲージメントに繋がる運用を提唱・実践できる人>と私は定義しています。

編集者の観点から思うこと。

ひとえに「編集者」といっても大きく「書籍編集」「雑誌編集」に分かれますが、私は雑誌編集の方を数年間していましたので、その観点からお話しさせていただきます。

かなりざっくりな捉え方として、雑誌には「読者」、SNSには「フォロワー」と、両者ともに「ファン」と呼べる存在がいます。
それぞれファンコミュニケーションが肝になることから、“ユーザー目線に立ったコンテンツを考え続けること”がなにより大切になります。
また雑誌の読者は基本的にはお金を払って購入してくれているわけなので、相対的に熱量の高いファンといえるかと思います。
そしてSNSにおいても、“いかに熱量の高いファンになってもらえるか”が運用のポイントとなってくると考えています。

というのも、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の本質は、その名が示すとおり「ネットワーク」にあります。
数字として見えるフォロワーの数よりも、“情報を伝播してくれる熱量の高いファン”がいてくれることで、コンテンツの波及力は飛躍的に高まるためです。
※このあたりは昨今UGC(User Generated Contents:ユーザーが発信するコンテンツ)の重要性が叫ばれているとおりです

各種SNSのアルゴリズムをはじめとしたメディア特性の理解はもちろん必要ですが、絶えず熱量の高いファンのことを考えながら情報を編んできた雑誌編集者は、「SNS運用とも相性が良いのでは?」というのが私の勝手な結論です。

編集者の仕事を突き詰めると、隠れた才能を世に伝えることだけ。

見出しの言葉は、私が死ぬほどお世話になったとある編集長からいただいた言葉です。ここには「書籍編集」も「雑誌編集」もなく、イチ編集者としての矜持が詰まっているなぁと受け取っています。

考え方をすこし展開させると、ソーシャルメディアの中で埋もれてしまっているコンテンツ(商品・サービス・才能)がいかに多いことか……と日々感じています。
メディアの選定が間違えていたり、そもそも商品・サービスの力が足りていなかったりする問題はありますが、それ以上に、しっかりプランニングすればもっと世の中に伝達できるのでは?と思うのです。

私はそうしたアカウントのサポートがしたくて、ソーシャルエディターとしての独り立ちの道を選びました。
ここまで読み進めていただき、SNS運用でお悩みの方がいましたら、ぜひフッターにある「クリエイターへのお問い合わせ」からご連絡いただけるとうれしいです。

これまでの実績は守秘義務の観点から掲載できませんが、お問い合わせいただければできる限りお答えします。

以上、長文お読みいただいてありがとうございました!

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