見出し画像

ドイツ野球のスケジュール

ドイツで野球をしたいと思っている方、多数いらっしゃると思います。

以前の投稿で紹介しましたが、ドイツ野球【ブンデスリーガ】はプロリーグではなく、所属選手のおよそ95%はフルタイムで仕事をしながらプレーしております。日本でいうクラブチームのような形態です。

https://note.com/naokieurope/n/n95640fb5a2d3

では実際のスケジュールを紹介します。

チームによって練習時間や曜日は多少異なりますが、

基本的に週3回、仕事終わりの夕方〜夜にかけて練習を行います。

内容は、守備練習・連携確認→バッティング練習の順で行います。

筆者の経験では、守備練習は

ポジション別ノック→シートノック

という流れで、そこまで時間をかけません。

また連携の確認や実践形式はそこまで多くありません。

日本の野球は守備練習が大好きなので、そこで育ってきた日本人からすると、物足りなさを感じるかもしれません。

バッティング練習は、BPと言ってマウンドの半分の距離から投手が投げ、それをテンポ良く打っていきます。

MLBやNPBのバッティング練習風景でよく見る、ゲージの中で打つやつです。

金曜日は週末に行われる試合に向けた調整の意味合いが強いため、守備練習を行わず、バッティングのみの軽めの練習となります。

週末に行われる試合では土日どちらか1日で2試合のダブルヘッダーを行います。夏場の時季は正直かなりしんどいです。

以上がブンデスリーガの基本的なスケジュールとなります。

日本と比べ練習量が圧倒的に少ないので、不安に感じる選手もいるかと思います。ですが、ヨーロッパに人にとって野球とは人生を豊かにする手段の一つでしかなく、それ自体が目的になることはありません。あくまでも【楽しむ】事を大前提とし、その中で効率良く練習に取り組む姿勢を感じます。

筆者がドイツ野球のめり込んだのも、そのような考え方で野球に取り組んでいたというのが大きかったと思います。

日本野球のような世界トップレベルのプロリーグとなると、考え方や取り組み方はもちろん変わりますが、ドイツ野球のそのような点も見習うべき点であると思います。

読んでいただきありがとうございます! サポートはドイツ語の勉強代、情報収集用として使用させていただきます。