『伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける87の法則』から学ぶ文章の型
こんにちは、naokiです。
「文章の型をたくさん知っておきたい」
「納得させる文章を書きたい」
という方に向けて、僕なりの解釈を混ぜながら、書いていきます。
どんな人が読むべき本?
①わかりやすいメール文
②ブログを書いている人
③企画書やプレゼン資料作成が苦手な人
④説得力の有る文章を書きたい方
⑤文章の引き出しを持っておきたい方
本書では、20年以上ライター、取材経験を体験した著者から
文章のテンプレを例文付きで教わることができます。
著者の文章へのこだわりが伝わってくる
本書を読んで「文章を愛している方で人に説明するのが上手い方だな」
と思いました。
22年以上の取材や執筆歴があるそうです。
文章の型がすべてと言っていい程、書籍に載っています。
ブログを書いている人だけでなくとも読むべき本です。
文章の型はインターネットが普及しても使われる
「著者はメールやインターネットの登場によって、
書くことをより求められる時代になった」と言っています。
文章は、メールや企画書・論文・レポート・ブログなどのあらゆる
モノに使われています。
特にSNSの普及によって、今まで以上に文章力が求められるようになりました。
ちょっとした言葉の使い方の違いで、
炎上や誤解をされることが増えています。
そんな理由からも、文章の型はインターネットが普及してこそ
習得すべき知識だと感じます。
文章の型を習得することで得られるメリット
いくつかあります。
①言い回しをマスターできる
②相手に「伝える文章」ではなく、「伝わる文章」が書ける
③分かりやすい文章をかけるようになる。
①は、僕が苦手としていることです。
言い回しをマスターすることによって、です・ます・以外の終わり方
が身に付くようになります。
文章にもリズム感が生まれて、読んでいる人も心地の良い文章になると
思います。
②は、相手に伝えるための文章ではなく、相手のことを思う文章
を習得できます。
相手を思う文章とは、文字の無駄な言い方を削り、
「簡潔ですぐ読める」文のことです。
③は例を出して説明します。
改善すべき文(あいまいな表現)
田中部長へ。明日の会議は、いつもより早く開始します。
また、参加者が増える見込みですので、資料を多めに
用意願います。
良い文(具体的)
田中部長へ。明日の会議は、いつもより15分早く、10時15分
から開始します。また、参加者が3人ほど増える見込みですので、
資料を全部で15部用意願います。
正確性の必要な文章、説得力の求められる文章では、あいまいな
表現は避け、具体的な数字・名詞を使いましょう。
抽象的な指示よりも、「具体的・固有名詞」を使うべきです。
読んだ方を思う文章は、「相手が困らない」状態に持っていくことです。
使える文章のテンプレ
今回は、4つ紹介します。
複数の情報を伝える型
情報①(いちばん大事な情報)
情報②(①より重要度の低い情報)
情報③(それなりに大切な情報)
情報④(重要度のいちばん低い情報)
重要度の高い順に書いていくのがコツです。
使える接続詞たち「また/さらに/しかし/そのうえ」
提案型や企画書に使える型
①現状(今の悩みや問題)
②提案(①の解決策となる情報)
③具体案(提案の具体的な情報)
④効果(③をすることで得られる効果・改善すること)
⑤方法論(具体的な行動を書く)
誰かを説得する場合や、進めたい企画に重宝
するテンプレートです。
読書感想文にもブログにも使える主張型
①主張を書く(伝えたいこと)
②理由・証拠を書く(①の主張を裏付ける証拠や理由)
③具体例を書く(事実や体験談)
④想定しうる反論への理解を示す(読んでいる人が想定する意見・批判など)
⑤再び主張を書く(④の反論に対して、こちらの意見を書く)
⑥まとめを書く(箇条書きでもおk・全体の振り返りや行動を促す情報)
商品のレビューや映画の感想に使える比較型
①情報1つ目を書く
②情報2つ目を書く
③①と②の比較の結果・比較した後の結論
最後に
本当に、たくさんのテンプレートが載っていて、
参考になりました。
この記事では、伝えきれなかったテンプレやコツも載っているので、
本書を読んでみてくださいね。
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