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国家資格者が転職のために自己分析してみたら良かった件

何も捨てることができない人には 何も変えることはできないだろう

進撃の巨人 アルミン

大好きな漫画の名言の一つです♪名言が好きなのでちょこちょこ載せていこうと思っています(^^)


前回の初めての記事で沢山のスキを頂きありがとうございました(> <)

前回の記事

人生の出来事の棚卸しと強みの発見から自分のやりたいことを具体化するという方法でした。(←後日別記事にします)

前回記事

と書いたため今回はそこについて書いていきたいと思います。
自分の思考の流れを順を追って書いていきますので参考にして頂ければ幸いです。
きっと長くなりますがお付き合いください(笑)

<読んで欲しい方>

  • 国家資格保持者

  • 転職しようか迷ってるいる方

  • 自己分析をやってみようかなと思っている方

1,結論

自己分析、めちゃくちゃやって良かったです。というか自己分析なんて占いと変わらんでしょ、そんなことより最新の仕事術とか研究とかインプットしたほうがと絶対自分のためになるじゃん!って思って甘くみている、そこのあなた!すごい気持ち分かります(笑)私も同じ気持ちでした。

でも私は実際にコンサルティングを受け、お金を払いました。それでも後悔はしていませんし、むしろ困っている方がいたらこの体験をして欲しいとまで思っている始末です。変な勧誘ではありません。自分のことを分析するってそう簡単なことじゃないです。有名な「ジョハリの窓」でもあるように自分で気づけない自分の強みや特徴が必ずあります。

ジョハリの窓

「配られたカードで勝負するっきゃないのさ、それがどうゆう意味であれ」

スヌーピー

スヌーピーもこう言っています(笑)

よくわらない自己啓発のセミナーとか行くぐらいなら自己分析に投資して、まずは自分を知るところから始めてみるのはどうか、と今では思っています。特に私の場合は「自己不一致」という状態が著名でした。これは過去の経験からもそうですが、今まで自分とちゃんと向き合ってこなかったからだと思います。だからこそ今回の自己分析は人生の転機になり得る機会だったように思いますし、もし自分の方向性やこれからが不安だけどどう動いたらいいのかよくわらない、そんな方でしたら読み進めてもらえれば嬉しいです。

2,なぜ自己分析が必要だと思ったか


①仕事中に集中出来ない。ワクワクが減った。


一番初めに感じた違和感はこれ。「ん?なんか最近仕事に集中できてなくないか?」特にリハビリ中。。(←専門職としてはあってはダメなことと反省しています)。あの仕事やったっけ?提出いつまでだっけ?あの報告したっけ?書類早く作らないと…頭の中で小さな自分が話し続けている。集中しているときもあるし、できていないときも多々ある。当然そんな状態だからワクワクもしない。でも自分が選んだ道。そこに時間もお金もすべて投資してきた。それなのになんか楽しく仕事できていない。おかしい…。「まあ、仕事が溜まっているってことか。暇よりマシだね★」と最初は楽観的に考えていました。

②悶々としている気持ちを否定→受容して見えてきた。


集中できない期間が続いていました。何かがおかしい。でもなにがおかしいのかもわからないし、目の前のやななければいけない仕事はたくさんある。この悶々とした気持ちをとりあえずと横に置いて仕事を早く片付けないと終わらない。。と気持ちだけが焦り、仕事に集中しようとするができない。仕事の生産性がわかりやすく落ちてきたのも実感してきているのも事実。そしてイライラする。当然ワクワクもしない。
このままだと、これがずっと続くと、きっとメンタルがもたないだろうなと自覚がありました。そこでこの状況を受容し、現状を変えるために動きだそうと考え始めました。ここで考えていた原因は2つ。仕事か、自分か。その時はきっと仕事のやり方がいけないと思い「仕事術」とか「マネジメント」などの本を読んで真似できることはないか探していたが、なにも変わらない。真似のしかたが悪いのかとも思っていましたが、ここである本に出合います。この本の中ではまずは「やりたくないこと」→「やりたいこと」→「ミッション」を紙に書くことからはじめます。やりたくないことから書き始めること、紙に書くことが大切です。スマホのメモ機能でいいかなー、とも思いましたがやっぱり大切なことは実際に書いて考える。自分の手を動かして、それを目で見て、スマホの文字だと感じれない違和感を感じ取る。そこで私も少しずつ自分の本当の気持ちに気づき始めたと思います。

③「終わりから始まる」ウィリアム・ブリッジスのトランジション・モデルとの出会い

発達心理学をベースにしたキャリアカウンセリング理論として、人々が人生で遭遇する出来事や直面する課題は、ある段階に応じて共通点があり、直面した課題を乗り越えていくことで次のステージ(段階)に進むことができるとされています。

第1段階:終焉  何かが終わる
第2段階:中立圏 ニュートラルゾーン
第3段階:開始  何かが始まる

特に第2段階のニュートラルゾーンでは「終わりと始まりの間にある空白の期間であり、感じ方次第ではただ立ち止まっているだけに思えることもありますが、気持ちを整理する上で必要な期間。新しいことへの基礎を準備していく時期でもあり、終わりから始まりへ進むためのステップとして重要な時期です」この考え方を知り、終わりから始まる。それまで行ってきた何かが上手くいかなくなる=終わるところから転機は始まる。つまり空白間こそ自分自身を見つめ直す大切な準備期間なんだと思いました。

④自己分析の方法について

様々な方法があると思いますが、ここでは自分がやったことを一覧にまとめてみました。

1,なにもしない

③のブリッジズの考え方の通り、なにもしない期間を作りました。私の場合は2週間。自分にとってはこれはけっこう大変でした。常に動きたくなるマグロ体質なので動きたくなる衝動を抑え、散歩したり、サウナに半日入ったり、ボーっとする時間を増やします。理論立てて検証することも、参考書で勉強することも、誰かに相談することもせず、ただただ「なにもしない」を続けました。(仕事や家事は当然あったので、空いている時間の部分をなにもしない時間に当てました)

2,いろいろと考えてはそれを放置

「なにもしない」を続けるといろんな考えが浮かんできます。将来のこと、今の心配事、気になっていた映画のこと、過去に出会った人のことなど様々です。それには自分で自分に対して問いをしているのに気づきます。私がよくしていた問いは
・なんで理学療法士になりたいって思ったっけ?
・10年後どんな姿になってたい?
・人生最後はどうな人生だったと思いたい?
(これについてはまた機会があれば記事にします)
そうしているうちに、感覚としてはマトリョーシカのように欲や嘘で塗り固められていた大小さまざまな外側が少しずつ剝がれ、今まで見ようとしなかった自分の内側が見えてきたように感じました。

3,過去を掘り下げる。

半信半疑でしたが過去の振り返りをしてみました。事実ベースで「自分史」を書きます。とにかく記憶に色濃く残っているもの全て書き出すことが重要です。時系列で書いていきます。
・幼少期
・小学校
・中学校
・高校
・専門
・社会人(新卒~4年目)
・現職
この作業は痛みを伴いました。辛かった記憶、蓋をしていた過去、恥ずかしい記憶を思い返さないといけません。その後は、その出来事に「なぜ」を繰り返しその当時の心情を探っていきます。ある事実や出来事が起こった背景とその時の感情、そしてその経験が今の自分にどう活かされているかを意識して、一つひとつの経験を振り返ってみると少しずつ自分が分かってきます。私の場合は「なにを大切に判断してきたか」「どのタイミングで動いてきたか」「価値観はなんだったか」を過去の出来事と一緒に考えていったときに、大切なことは「成長・挑戦・つながり」、強みとしてはざっくりしたところだと「協調性、計画性、推進力」ですが自分の言葉にすると「人に合わせられる力、コツコツと着実に進めていく力、考えて捨てられる行動力」、マイナス面では「自己否定が強い」「自己不一致」「他人への強いあこがれ」がありました。

4,「自分を許していないこと」「他人を目指していること」に気づく。ベクトルを内側へ。


すでにたくさん書いてしまっていますが…(笑)ここまでの分析でも書ききれないぐらい右往左往はありました。でもやっとこのあたりで私は「自分を許していないこと」と「他人を目指していること」という状態になっていることに気づきます。今までもこの言葉は何回も聞いてきましたし、頭ではわかっているつもりでしたが、ここまででやっと腹落ちした感覚がありました。「私は私でいいんだ」という感覚。思っている以上に心地がよいものでした。
いくらナスが頑張ってもキュウリにはなれないし、トマトにもなれない。その人なりの特徴や強みが必ずあってそれぞれを活かした生き方があるのだから、ベクトルを内側に向け、競うべきは自分自身なんだと。

イメージとしては「強み×興味×価値感」。弱さはあるけど、そこじゃなく自分の価値を上げていく。本人が人生を肯定的に捉えているか、人生をコントロールできると思っているかという指標は次のステップに進むのには大切かなと思っています。私は今回、大切な価値よりもほかの動機(マイナス面)で動いていたことに気がつきました。
自己分析に終わりはありませんが、今悩まれている方がいれば、そこから抜け出すヒントになるかもしれません。

良ければぜひ一度挑戦してみてださいね(^^)/

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