人的資本経営とブランディング。

人的資本、経営戦略の根幹に

中小企業には開示義務などがないが、基本の考えとして持っていなければならない。
そもそも人的資本経営とは、従業員が持つ知識や能力を「資本」とみなして投資の対象とし、持続的な企業価値の向上に繋げるという新しい経営の在り方である(JMAMサイトより引用)。
人材の囲い込みではなく、組織と人材が互いに選び合う自立的な関係。また、人的資本のデータによる測定。

中小企業には人材に選んでもらうための「ブランディング」が今後より重要になってくると思います。これまでは最優先になっていた(私はそう思っているのですが)待遇、つまり給料面が最重要ではなくなり、やり甲斐や働き方への柔軟性、会社の方針などを人材が選びにかかってきます。下手に出るのではなく、互いに選び合う、というのはこれまで採用をやってこなかった中小企業には良くも悪くも難しいことです。

ブランディング × 建設業


かけ離れた言葉だと思います(笑)
特に中小どころか、準大手でもブランディングという意味でいえばかなり下位に属すると思われる建設業。元々は私自身が「できれば綺麗でカッコイイと思ってもらえる職場で働きたい」と思ってたくらいのものでしたが、ここに来て急速に必要性を感じてきました。

「ブランディング」は顧客に向けてのもの、顧客に選んでもらえるように!(でも当社はほぼ固定客からの集客だしな……エンドユーザー向けの業務も始めたりするときに必要になってくるかな、会長説得するの面倒臭いな)

こんな感じです。

でも今思っているのは、「ブランディング」は採用で選んでもらえるように、という側面もあるところです。

ブラックかどうかも分からない、もしかしたら地獄かもしれない職場に若い人は入りたくないに決まっています。男女の出会いのように、始めは少しでも良い格好を見せる努力をしなければ失礼だと考えるようになりました。

また、外部から管理職や役員などの人材に来てもらうとしても、同様の理由でブランディングは必要だと感じました。つまり直接的な営業面ではなく、間接部門としてブランディングは必要不可欠になってきているということです。軽く考えていましたが文章にまとめると焦ってきました。言葉でまとめるって大事ですね。

というわけで当社は2023年4月1日に社名、コーポレートロゴなどを一新し、新しいブランドで業務を始めたいと思っています。その際にはまた記事にしたいと思います。今日はこのへんで。初めてちゃんとした記事が書けた気がします。お疲れ様でした。

#日経COMEMO #NIKKEI


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