猫背がO脚を連れてくる
猫背とO脚の関係性
猫背なると…
頭が前に出る
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背中が丸まる
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骨盤が後方に傾く
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大腿骨が外側に向く
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膝が軽く曲がる
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つま先が外を向く
この一連の連鎖によってO脚が完成します。
O脚のデメリット
①太ももの外側に負担がかかる
O脚になると膝が外に傾く「外傾」の姿勢になります。
この姿勢になると太ももの外側の緊張が強くなり、張りが強くなります。
結果として太ももの筋肉が張って脚が太くなってしまいます💧
太ももの外側に付着する組織は腸脛靱帯といい、ここが硬くなると膝へのストレスが強くなり、あらゆる膝の障害に繋がります。
②重心が後方化する
骨盤が後傾してO脚になるとバランスをとるために重心が後ろ側に乗ります。
そうなると踵に重心がかかる為、後方に倒れやすくなります。
人間は転倒することを本能的に嫌うので倒れないように太ももの前側を緊張させてバランスをとろうとします。
腿前のテンションが高くなると脚が太くなってしまいます。
③小指球に体重がかかる
下肢全体が外側を向く為、体重も外側=小指球にかかります。
そうなると足部外側アーチに負担がかかり、アーチが潰れやすくなります。
外側が潰れると今度は母指球に体重がかかる為、内側アーチに負担がかかります。
結果として扁平足や外反母趾、足底筋膜炎など足底の障害にも発展していきます。
※両脚が床についてる時はO脚でも片脚で立った時に膝が内側に向くケースが多いです。
猫背に注意しましょう!
下肢は骨盤の影響の影響を受けてO脚になります。
では骨盤はどこの動きを受けるでしょうか?
答えは背骨です!
背骨が丸まり猫背になると骨盤にも悪影響を与えます。
※逆の場合も考えられます!
日本人の変形性膝関節は圧倒的にO脚型が多いです。
特にパソコン作業やリモートワークが多くなり、日頃から背中を丸める姿勢が多くなる今後は要注意です!
日頃から猫背の姿勢になりやすい方は作業中こまめに背伸びをするなど同じ姿勢で固まらないように心がけて下さい。
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