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脚が太くなる人と細くなる人の差

あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします!

2021年の最初の記事は「脚」
太ももの筋肉についてです。


脚が太く見えてしまう原因

女性の悩みの1つで「脚が太くて困ってる」
というのをよく聴きます。

見た目は痩せてるんだけど脚が…
結構走ったり、運動してるんですけど…

何故頑張っても脚が細くならないのか?

ズバリ筋肉の使い方に原因があるんです!


脚が太く見えてしまう方の例で言うと
腿前や腿外側が張ってるケースが多いです。

画像を見て下さい。

赤枠は太ももの外側で1番表層にある組織です。
青色の部分を腸脛靭帯
その上の部分を大腿筋膜張筋
と言います。


この2つの組織は主に脚を外側に開く動作に関連してます。


もう1つ見て欲しい筋肉があります。

青色の部分、中臀筋という筋肉です。

この筋肉も脚を外側に開く動作に関与します。

中臀筋、大腿筋膜張筋、腸脛靭帯
この3つの共通点は脚を外側に開く動作です。

そしてもう1つ重要な共通点があります。
片脚立ちの時に脚を安定させる働きです!

ここが脚が太くなるか細くなるかのポイント!
どの筋肉の働きが強いかが
太くなるか細くなるかを左右します!


結論から言うと…
中臀筋で支持→細くなる
大腿筋膜張筋・腸脛靭帯で支持→太くなる


何故多くの方が太くなりやすいのか?

前の章で話した通り大腿筋膜張筋や腸脛靭帯の働きが強いと脚が太くなりやすいです。

裏を返せば中臀筋の働きが弱いことが脚が太くなりやすい原因とも言えます。

何故このような差が出来やすいか?
理由は組織の構造にあります。

筋肉はエラスチン繊維でできており、ゴムのように伸び縮みしやすいです。

一方靭帯はエラスチン繊維コラーゲン繊維の両方の特性を持ちます。
コラーゲン繊維は革製のベルトのように強度が強くあまり伸びにくいです。

組織として強固なのは靭帯なので、お尻の筋肉が弱まると靭帯に依存してバランスをとるようになります。

加えて今は運動不足デスクワークが増えて
お尻の筋肉が衰えやすい環境です。

だからこそトレーニングで鍛えて上げる必要があります。


どのように鍛えるか?

まず鍛える前に大腿筋膜張筋と腸脛靭帯を緩める必要があります。

この2つの筋肉が硬いままだとトレーニング効果も半減します。
またX脚膝の痛みの原因にもなるので
ストレッチリリースしてからトレーニングしましょう。

ついでにいうと腸脛靭帯は大臀筋外側広筋と繋がってるので腿前の外側お尻の筋肉も一緒に緩めると効果的です!


<筋トレの仕方>
①四つ這いになります
②膝と股関節を90度にして横に開きます
※犬のおしっこみたいなポーズ
●ポイント
腰の位置がブレないように
骨盤が開かないようにおへそを床に向けたまま行いましょう
壁ギリギリに体を寄せて行うと体幹のブレをコントロールしやすくなります。
壁にぶつからないように行いましょう。

お尻の横側がきつくなれば🆗

読んでいただきありがとうございました!
今年は昨年以上に頻度を増やして、皆さんにとって有益な情報を提供出来るよう頑張ります💪

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