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【2022関西版】もう一度行きたい観光地1位は「城崎温泉」

私の実家は兵庫県北部の城崎きのさき町(現豊岡市)にあります。

城崎といえば、関西ではよく知られた温泉地。

「じゃらん」が実施した関西エリアの観光地に関するアンケートの結果、2021年に宿泊旅行で訪れたことがある「もう一度行きたい観光地」の1位は、城崎温泉だったそうです。

『じゃらん』人気観光地 満足度ランキング2022【関西】(参照元:リクルートプレスリリース

出身地がこんな風に評価されるのをみると嬉しいですね😊


城崎には、「町全体がひとつの旅館」という考え方があります。

駅が玄関、温泉街が廊下、旅館が客室、7つある外湯が大浴場、お土産屋さんが売店、という具合。

実際、浴衣姿で温泉街をそぞろ歩いて、「外湯めぐり」したり、お土産屋さんで買い物したり、カフェでまったりするのが、定番の楽しみ方になっています。

外湯めぐり(豊岡市フォトライブラリー

昔と比べると、オシャレなお店やカフェも増えてきたな~と思います。


また、城崎には「文学のまち」という側面もあります。

開湯1300年の歴史を持つ城崎温泉は、平安時代から歌に詠まれ、文豪・志賀直哉をはじめ多くの文人に愛された湯治場です。

城崎温泉観光協会公式サイト

小説では、志賀直哉が城崎温泉に湯治のため滞在したときに書いた「城の崎にて」がもっとも有名です。

志賀直哉は東京在住でしたが、生涯に何度も城崎温泉を訪れていて、城崎についてこう語っていたそうです。

“『温泉はよく澄んで湯治によく、周囲の山々は緑で美しい。
おいしい日本海の魚を毎日食膳に出し、客を楽しませてくれる。
人の心は温かく、木造作りの建物とよく調和している。”

城崎温泉観光協会公式サイト


城崎の町並み(豊岡市フォトライブラリー


冬の露天風呂(豊岡市フォトライブラリー


桜の季節(豊岡市フォトライブラリー


夜の温泉街(豊岡市フォトライブラリー


ところで、関西の人に対して出身地が城崎と伝えると、「城崎温泉、いいところですね~」という反応がかなりの確率で返ってきます。

一方、関西以外では、城崎温泉の知名度は低いことを実感しています。

私の経験上、関東にお住まいの方に聞いてみると、知らない方のほうが圧倒的に多いです。

そもそも、「兵庫県に日本海側ってあるのですね」というくらいの認識の方も結構いらっしゃいます😅


大阪からだと、城崎までは電車で3時間くらいです。

近場で泊りがけの旅行をしたいときに、ほどよい距離感なのかなと。

一方、関西以外からだと、いったん京都や大阪まで来てから乗り換えとなるので、アクセスが遠いのですが、、、

それでも調べてみると、東京駅から城崎温泉駅までは約5時間で行けます。

YAHOO路線情報


関西以外にお住まいの方も、城崎温泉に一度訪れてみてくださいね!

ということで、今回は出身地のアピールをしてみました😄

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