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熊野本宮大社を目指して①~紀伊田辺⇒川湯温泉

今年のゴールデンウィークに高野山へ行きました。

聖地でたくさんのエネルギーをいただいて、大満足の旅でした😊

これに味を占め、またまた「お出かけしたい熱」が再発した私、、、

今回は「熊野本宮大社」にお詣りしてきました。

高野山は大阪から日帰りでも行けますが、熊野本宮大社はさらに遠く、一泊二日の旅行となります。


当日、まずは新大阪から、和歌山方面へ向かう「特急くろしお号」に乗車しました。

約2時間半かけて、紀伊田辺駅に到着。

ここからバスに乗り換えるのですが、せっかくなので紀伊田辺駅の周辺を少し散策することに。

まず向かったのは、鬪雞とうけい神社。

御祭神として、熊野三山(熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社)が勧請されています。

かつて熊野詣が困難な人々が、代わりにここに参拝したそうです。


さらに20分くらい歩くと、海岸にたどり着きます。

扇ヶ浜公園(和歌山県田辺市)


そこに、こんな案内文を見つけました

一部を抜粋します。

潮垢離(しおごり)
潮垢離とは、浜で海水を浴び、けがれをはらう儀式(ぎしき)のことです。
かつて熊野詣(くまのもうで)の人々は、これまで海辺をたどってきた熊野への道が、ここ田辺市から山中のルートに入るため、出立浜(でだちはま)と呼ばれる浜で潮垢離を行っていました。
(中略)
潮垢離の作法については明確ではありませんが、その作法は様々であったようです。
是非、熊野詣の際には自己流の「潮垢離」を体験してみてはいかがでしょうか。

潮垢離しおごりとは、浜で海水を浴びて、けがれをはらう儀式のこと。

せっかくなので、手のひらだけお清めさせていただきました😊

手のひらだけ「潮垢離」を体験


紀伊田辺駅に戻り、路線バスに乗り込んで「熊野本宮大社」方面に向かいます。

山道を約2時間かけて、本日の宿泊地である「川湯温泉」に到着。

泊まったペンションの部屋からの景色がこちら。

大塔川の清流がものすごくキレイでした

せせらぎの音、鳥たちの声も美しく、まさに癒しの空間でした。

そしてこの大塔川、ただの清流ではありません。

なんと、あちこちで温泉♨が湧いているのです~!

お湯が湧いている付近を石で囲うと、即席の天然露天風呂ができます。

石で囲った天然露天風呂

自分で作るのはたいへんだけど、すでに何箇所も作ってあったので、そのうちのひとつに入ってみました。
(入浴用の水着を宿で貸してくれました)

なんとか半身浴できるくらいの深さだったけど、ちゃんと温かくて気持ちよかったです😊

ちなみに、冬場のみ大露天風呂の「仙人風呂」が登場するそうです。

仙人風呂(写真は熊野本宮観光協会のサイトから拝借しました)


夕食を食べて宿のお風呂も満喫したあとは、明日の熊野詣に備えて早めに就寝しました。

次回へつづく、、、

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